サーモスタット&LLC全交換【その1】
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
数日前、比較的涼しい時に何となく水温が上がってきて、高めの状態で安定した。
2021年の1月に、サーモスタット&LLC全交換しているので、本当はもう少し頑張りたいところだ。(2年8カ月)
その時仕込んだサーモスタットが98年製の新品自宅ストック品なので少々心配。また今入っているLLCはいろいろと気に入らないので(冷却水染み出る、色が変色する、オーバーフローしない、リターン戻らない)冬に備えてメンテすることにした。
2
まずはラジエターのドレンコックを開けて(これだけではまだチョロチョロしか出ない)、ラジエターキャップを緩めると、ジョバ~っと出てくるので排出。
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ラジエターキャップを外すと、シール材のゴミが回ってきて引っかかっているところに「ウルトの漏れ止め剤」のキラキラが見えている。
4
エアクリーナーカバーを外す。
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キャブレターの中に異物が入らないように塞いでおく。
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エキマニに付いているホットエアーカバーを外して、その下側にある、エンジン本体の冷却水ドレンボルトを緩める。
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こちら側からも排出しないと半分も排出できない。
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まだこれでも、結構残っているはずなので、バルクヘッドのヒーターホースの1か所を外して、汎用のホースを接続する。室内のヒーター温度設定レバーをHOTにしておいてから、このホースに息を何度も吹き込んで、ヒーター系統に入っている冷却水を押し出す。
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さらに、バルクヘッドの残りのヒーターホースも外して、先ほどの汎用ホースから息を吹き込んで、ダメ押しで排出する。これで殆ど排出できたと思う(9割以上は)。
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ラジエターアッパーホース外す。
まだ使う。
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中を見ると、「ウルトの漏れ止め剤」のキラキラが見えている。効いていたのかな?実感なし
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サーモカバーを外すと、サーモスタットもくっついてきた。
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サーモスタット、98年11月製造、開弁温度82℃と記載あり。
まだ2年8カ月しか使っていない。もう少し使えそうだがなぁ。
自宅ストック品だが、製造年が古いと劣化するのだろうか?
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新しく付けるサーモスタットも自宅ストック品だが、2020年に購入した物。
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型番は変わっている。試しに落とし込んで収まるか確認した。OKそうだね。
2015年10月製造、開弁温度82℃と書いてある。
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前回ガスケットをスワンボンドで貼り付けたために、ガチガチに固まってしまった。鉛筆削りの要領で削ってゆく。
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ギリまで削ったら「塗料はがし液」を染み込ませて、更に削り。その後オイルストーンで平面に磨く。
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新しいガスケットは、前回の物と異なり薄手でサイズもピッタリ。
しかし左のネジ穴は、私が以前リコイルした時に、2mmほど外にズレてしまっている。
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ガスケットのネジ穴をカッターで広げて合わせる。
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綺麗にした、エンジン側のドレンボルト。
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DRIVE JOYのシールパッキン1282Bをネジ山に塗り。
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エンジン側ドレン穴をしっかり塞ぐ。
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バルクヘッドのヒーターホース継ぎ手にもシールパッキン1282Bを塗り。
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ヒーターホースを接続して締め付ける。
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サーモスタットを取り付ける前に、ちゃんと動くか確認しておきたい。
適当な鍋が無かったので、4ℓオイル缶を下1/3位で切って、切り口を内側へ折って鍋にした。
左は新品、右は外したもの。
【その2へ続く】
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