シガーライターの取付·修理
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
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過去の作業ですが、シガーライターを取り付けました。
取付場所はキャブ車ならチョークが付いていた、スイッチパネルのいちばん左のところです。本来ならプラスチックのメクラブタで覆われています。
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きっかけは、このシガーライターを見つけたからです。ショップの雑貨棚に並んでいるのを見つけて、ビビビッと来ました。
ほら、チョークワイヤーの頭に似ていませんか?この形でここに有ったら、キャブ車を知ってる人になら「ニヤッ」としてもらえるのではないかな?と思ったからです。
作業中の画像の撮影年月日は2006年8月、ですが当時ですらデッドストック的な扱いでしたので、年代はもっと古いものだと思います。
同じものが無いかと画像検索しましたが出てこないところを見ると、既に流通していないのかもしれません。
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ここから回想に入ります(ホアンホアンホアンホワン、ホワワワ~ン)
シガーライターにはクリアオレンジのプラ製リングがハマっていて、イルミONでオレンジ色の輪っかに光るようになっていましたが、LEDもそれほど普及していない平成当時のこと、光源はT10電球でした。
だから、狭いミニのスイッチパネル裏にはスペースが取れず、光らせるのは断念しています。
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スイッチパネルは左右に固定ステーがあって、右はヒーターケーブル、左はチョークワイヤーに共締めで固定されています。
チョーク廃止後は、メクラブタとクリップに変えられてますが、ステーそのものは同型のままです。
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これはメクラブタの裏(足?)にクリップをはめた様子をパネル内側から見た状態を再現しています。
これから作業する方の参考になれば幸いです。ここは上からも下からも覗き込むのは難儀なので、手探りで作業する時のイメトレに使ってください。
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シガーライターに付いていた増設用ブラケットです。シガーライターの外筒と内筒でこのブラケットを挟んで、内筒をねじ込んで固定させるようです。
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つまり、固定ステーがパネルと接する面と、ブラケットを増設した面とがツライチになれば、問題なくスイッチパネルが固定できると考えました。
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本当は固定ステーにブラケットと同じ大きさ、約22ミリの穴が開けれれば問題なかったのですが、このシガーライターには微妙にステーの幅が足りませんでした。
ステーを切断、ブラケットを合体させます。
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合体させたの図です。
ブラケットにもともと開いていたネジ穴はステーの幅にギリギリで、頻繁に押し引きするシガーライターには強度不足の気がしたので、ネジ穴を開け直しました。
溶接が使えたら楽なんでしょうね。
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内側はシガーライター本体が入りますので、このネジのサイズでも、ナベネジでは頭が干渉しました。
だから、溶接が使えたら悩まなくても良かったんでしょうね。
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ステーを戻して、シガーライターを取り付けて、配線を引いて、完成です。
パッと見、チョークワイヤーに見えませんか?
満足の出来です。
なんちゃってチョークワイヤーですので、本来の使い方はせず、オシャレアイテムとしてライターを挿しっぱなしにするつもりだったのが、思いのほか使い勝手が良いので、ちょいちょいタバコに点火するのに使っています。
ライターの火と違って消えないんですよ、窓からの走行風で。
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以上、回想終わり(ホワンホワンホワンホワン、ホワワワ~ン)
ここからは令和の作業になります。
対策したおかげか、ステーも合体させたブラケットも、20年経ってもびくともしていません。
が、表側のオレンジ色のプラ部品に寿命が来てしまいました。劣化して割れて砕けて消え去って、カラーとしての機能を果たせなくなりました。
スイッチパネルにはプラ部品込みの穴を開けてあるので、これがないとシガーライターの内筒が固定されず、奥へ引っ込んでしまいます。
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ですので今回、このプラ部品を交換しました。
どうせ光らせないのなら寿命の短いクリアパーツを使う必要もないので、人類の叡智を集結させて、同サイズのカラーを製作しました。
令和の作業としては、これだけです。
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ちなみに人類の叡智の流用元は、コレです。
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