地デジアンテナコード交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
先日、Aピラーカバー脱着作業中に「バキッ!カランカランカラン」と音がしました。
フロントガラスに貼ってあった地デジのアンテナブースターが破損して外れてしまった瞬間でした。
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アンテナブースターを支えていたブースターベースの一部が欠けてしまっています。
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ブースターベースから外れたアンテナブースターの裏側を見ると、フィルムアンテナと接触する端子も欠損していました。
この状態でも、テレビの写り具合いに変化はありませんでしたが、このままにしておくわけにはいきません。
アンテナブースターのみの交換はできなさそうだったので、ちょっと大変な作業ですが、自分でアンテナコードを丸々交換してみることにしました。
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手頃な中古のアンテナコードを見つけました。ブースターベースも付いています。
オークションサイトで送料込み700円。
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ブースターベースの裏面を脱脂後、手持ちの両面テープ(エーモン超強力両面テープ 3905)を、端子を避けて切り貼りしました。
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古いコードを外しつつ、同じ場所に新しいコードを取り付けながら辿っていけば、最後はナビ裏に到達するはず。
まずは、Aパラーカバーを外します。
写真の位置に内張りはがしを差し入れて、クイッとやると隙間ができます。
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Aピラーカバーの上部にできた隙間からカメラレンズを下方に向けて撮影した写真。
ロックピンで固定されています。
ロックピンは、Aピラーのエアバッグが作動してもカバーが飛んでいかないようにするための安全装置。我が家のG4のAピラーには、エアバッグが付いていないのに、なぜかロックピンで固定されていました。
先端が長いラジオペンチを差し入れてロックピンをクイッと回すと外れます。
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こんな感じで、ひねるように回します。
これで、カバーがフリーになりました。カバー下部は、クリップで穴に刺さっているだけなので、上に引き上げればカバーは完全に取り外せます。
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アンテナコードは、運転席足元に向かっているとばかり思っていましたが、なんと、助手席方向に向かって配線されていました。
古いコードを留めている結束バンドを切断してコードを引き剥がし、同じ場所に新しいコードを結束バンドで留め直すという作業を繰り返していきます。
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助手席付近まで来ました。
Aピラー下部に到達したコードは、ダッシュボードとの隙間から足元方面に潜り込んでいきます。
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こんな感じで、結束バンドでしっかりと固定。
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足元カバーの裏側には、配線を固定するクリップが差し込まれていました。
丸印で囲んだ2つがそれです。
表側からクリップをグイッ押し込んだらクリップは外れ、カバーが完全にフリーになりました。
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ダッシュボードとAピラーの間、矢印の位置からコードを潜り込ませます。
古いコードの終端に新しいコードの先端をテープで巻き付けて、足元から古いコードを引っ張ると、スルスルと隙間に新しいコードが入っていきました。
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助手席足元から覗き込むようにした撮影した写真。
ダッシュボードの上からコードが矢印の方向に出てきました。
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助手席周辺のコードの取り回しは、こんな感じ。
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ナビ裏の写真。
(上の写真)4本あるアンテナコードのうち、赤丸が破損したアンテナブースターに繋がるコードでした。
(真ん中の写真)該当するコードを引き抜きました。2Bのシールが貼られていました。
(下の写真)コードが引き抜かれた後の様子。新しいコードをここに挿せば、配線作業完了です。
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アンテナブースター〜ナビ裏間は、矢印のように引き回したことになります。
かなりの数の結束バンドを消費しました。
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最後に、欠損したブースターベースを取り除き、施工箇所をシリコンオフで脱脂後、新しいブースターを貼り付けて、全作業完了。
すっかり元通り。
お疲れ様でした。
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