パワステフルード交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
コペンのパワステは油圧式ゆえ電動式のパワステに比べるどちょっと重めです
どちらかと言うと電動式の片手でクルクル回せるフィーリングよりも操っている感のある油圧式の方がコペンには合っていると思います
なのですが、例えば交差点でステアリングを回して曲がった後で直進に戻る時には自然と前輪が真っ直ぐに戻ろうとしますのでステアリングを持つ手にさほど力は必要無いはずですが
私のコペンは少々直進に戻る力が弱く自分でステアリング操作をして前輪を真っ直ぐに切り戻さないとならなくて
その原因が足回りで何かしらの調整が必要なんだろうなと思っていましたが
それが今回のパワステフルード交換で理想的(本来の)なステアリングフィールになりました
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パワステフルード交換前の状態です
量はいいですが見るからに真っ黒です
3
ステアリングを左右に操作することでパワステフルードが排出されるそうなので
ダンボールをひいてタイヤをいたわってあげます
4
ペットボトルを半分に切って即席のジョウゴをリザーバータンクにあてがいます
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リターン側のホースをリザーバータンクから外してペットボトルに突っ込んでおきます
ここは写真ではなくなぜイラストなのかと言うと
リターンホースを外してペットボトルに突っ込む前に勝手にチョロチョロとパワステフルードが排出され始めてあたふたした為です
リターンホースを外す際はウエスなどを添えながら外した方が良さそうです
作業内容は以下を参考にしました
文字で説明するより動画を見た方がわかりやすいです
https://youtu.be/dEdtCPh77M8?feature=shared 6
左から
・最初に排出されたフルード
・排出された残りのフルード
・新品のフルード
・今回使用したフルード
おそらく既に入っていたパワステフルードは赤色のタイプかと思いますが
最初に排出されたフルードは真っ黒でした
粘度は全くなくシャバシャバ状態
今回新品フルードを1リットル用意しました
完全に排出してから入れ換えるとエア抜きなど後々面倒そうなので
100CC排出したら100CC入れてを繰り返しました
なので新しいフルードに古いフルードが多少混ざった状態になっています
古いフルードがここまで劣化している場合はもう1セット分(合計2リットル分)やった方が良さそうに思いました
7
作業時間自体は10分もかからずあっという間に完了しました
注意点としては
リザーバータンクの下にベルト類があるので予めウエスか何かで養生してベルトにフルードが付着しないようにした方が良いでしょう
8
パワステフルードを交換するには特別な工具などは必要ありません
シリコンスプレーはリターンホースを抜く際に差し込み口に吹きかけて抜けやすくするために使用しました
ビニールテープはリターンホースを抜いた後のリザーバータンクのニップル穴を塞ぐ為に使用しました
ここの穴を塞がずにオイルを継ぎ足す際に溢れてしまうとベルトにかかってしまいますので必ず塞いでおくことをおすすめします
さて、パワステフルードを交換して少し試運転してきたのですが
既に入っていたフルードが古過ぎていたせいなのか車庫から出る瞬間にステアリングフィールが軽くなったのが実感出来ました
また最初にも書きましたが走行中に前輪が真っ直ぐに向こうとする動きが良くなり運転しやすくなりました
パワステフルードを継ぎ足すだけで管理している方は1度交換してみてはいかがでしょう
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