NAG S.E.D 内圧コントロールバルブ SuperbForce
2022年1月、数年前から試したかったNAGバルブを取り付けました。
https://nag-sed.com/view/page/nagvalve
ストロングハイブリッド車であるプリウス20に取り付ける目的は、エンジンブレーキの負荷を減少させて回生ブレーキを働かせ易い状態として、ハイブリッドバッテリーの回復力を上げ、電気自動車として稼働できる時間を増やす為です。
プリウス20のハイブリッドバッテリーは新品交換したので、バッテリーの回復力は元々早めですが、取り付け後では更に早くなりました。通常走行していると、モニター上のバッテリー表示がグリーンとなり満タン表示頻繁になります。積極的にモーター走行しないと電気溜まります。
アクセルペダルの踏み込み具合にてコントロールすることで、モーター走行時間が増えて燃費走行し易くなります。
と、言うことは電圧高めでのモーター駆動となりますので、プリウス20としては電気だけで走行可能な時間は増えました。流石にPHVとは比べれないですけどね。
惜しいのは、燃費向上の為のプリウス20の純正コンピュータの介入が粗っぽくて、アクセルペダルのコントロールを積極的に上手く行わないといけないことですね。ハイブリッドバッテリーの電圧が高くても、モーター走行する為には、加速後に一度アクセルペダルを再度踏み直して、エンジンが始動しないようにそっと踏み込む儀式は必要です。そう行わないとエンジンが動いて燃費悪化します。
(近年のヤリスハイブリッド車等では、積極的にモーター走行をコンピュータ側で行っているようですね。)
燃費向上したのかどうかなんですが、残念ながら私自身の使い方がプリウス20ではもったいない状態となっております。
現在の早朝の長めの暖気運転と現在5~10kmくらいのちょこちょこな走り方ではやはり難しいですね。30分以上の走行ならば、かなり燃費向上しております。
また、電圧高めのトルクと、NAGバルブにてエンジンの吹き上がりが軽くなったので、ちゃんとアクセルペダルを踏み込むと、そこそこの加速が楽しい状態となってます。
緩いソフトなサスペンションのセッティングと、エンジン+モーターの高トルクで加速した瞬間にフロントのサスが持ち上がるように鋭く加速します。面白いです。
発進して法定速度までくらいしか行ってないのですが、体感的ですが気持ち良い加速です。駆動系の遊星歯車の耐久性が怖いので、ゼロ発進では負荷を掛けずに中間加速でしかアクセルペダルを踏み込んでないです。やはり負担は大きくなりそうですので、そろそろATオイル交換必要です。
NAGバルブの特徴にてエンジンブレーキが減少しますので、かなり乗りやすくなりました。滑空から減速する際にエンジンブレーキの介入が少なくなり、回生ブレーキの役割が明確になりました。ブレーキペダルでコントロールし易くなりました。
今回のNAGバルブはPCVバルブからの負圧ホースが無くなり、ほとんどメンテナンスが必要無くなりました。定期的な洗浄は年1回くらいは行った方が良さそうですけどね。
(余談ですPCVバルブは2年前になんとなく新品交換済み。PCVバルブはアイドリング時のクランクケースからの内圧を適正とする。吸い出す口径が小さくて、今回のNAGバルブとは役割が違う。他メーカーの物とは、耐久性と低温環境変化対策が異なる。ガチのレース屋さんが作る物はシンプルで高品質。)
冬の低温からの保護の為に、純正部品のホースを切断して保温ホースの中にNAGバルブを無理やり入れてしまいましたが、経年劣化でホースが痛んでいるのでそのうち交換予定です。
(純正部品のホースを発注したけど、届くのは2カ月後みたい。国産旧車の廃盤部品の取り合い状態と違って、新品部品作ってくれるメーカーさんは平和で好きです。)
購入価格 | 33,000 円 |
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入手ルート | ネットショッピング(その他) ※https://nag-sed.com/ |
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