中華 折りたたみチェア
コペンいじりにも。お出かけにも。
車外で足元の作業をしていると腰に来ますよね。せっかくの楽しい車いじりが苦痛で長続きしないのはもったいないです。コペンは何をやるにしても低姿勢になるので、ちょうどよい腰掛けはないかと思案していて見つけました。
この折りたたみ、思いつきそうで思いつかなかったメカニズム。アウトドア用のコップや工事現場のカラーコーンで見たことがあります。おそらくどこかのメーカーでパテント登録されていると推察しますが、今では雨後の筍のごとくあらゆる大陸メーカーが間違い探しレベルの類似品を2000-3000円で乱売しています。私が購入したものは既に販売されていなかったため一例としてリンク先を下に置いておきますね。
折りたたまれた状態では薄い円盤状で、両手の指を引っ掛けてバッと広げると50cm程度まで伸ばすことができます。このときにひねる動作を入れることでロック機構が働いて椅子として固定されるという仕組みです。このロック機構が単純ながらよくできています。
ジャバラ部分はさして強度のなさそうな薄いプラで一つ一つのロックは大変小さく頼りなさげですが、それが全ての蛇腹構造の全周に渡ってあるので全開状態でもかなりの強度を感じることができます。実際、メーカー的には180kgまでの耐荷重を謳っております。さすがにそこまで試す気にはならないものの、大の大人が雑に上に立ち上がっても不安はない程度にはしっかりしています。
理屈上は高さを10段階以上に調節することができます。ただし引っ張ってひねるという動作の関係上、狙った段数だけ開くには少しばかり修練が求められます。まあ雑にやったとしても数段階くらいは使い分けられるので、好みの高さは必ず見つかるでしょう。
例えば先日紹介したタイヤのホワイトカラー塗装やホイールの清掃、ボディやエンブレムのディテールのお手入れなど、腰を据えて行いたい作業には大変重宝しております。かつて腰を折り曲げたり地べたに座ったりで作業していた時に比べ、格段に負担が軽減し集中して楽しむことができるようになりました。
この椅子のアドバンテージはコンパクトなのに頑丈で高さに融通が利くところです。片や座面はカッチカチで座り心地を求めるものでないのは明白ですが、使い勝手の良さが勝って今ではほぼ必需品となっています。
私は専ら車いじりにしか使っていませんけど、釣りやスポーツ観戦、キャンプやピクニックなど、お出かけ先でも便利に使えるのは間違いありません。プラ製で水と汚れに強いので背の高い車のルーフ洗浄なんかにも使えるんじゃないでしょうか。直径30cmで不安定なのはご愛嬌です。
コンパクトさはコペンにとって大変ありがたいポイントで、折りたためば申し訳程度のトランクにもシンデレラフィット。おそらく2つ縦積みできるのでデートで出かけた先でも喧嘩することはありません。安っぽい取っ手も実用面では十分です。3年半使ってきて耐久性にも不満はありません。
私が購入したときには、これだから中華物はと言わずにおれないクソダサセンスの原色丸出ししかチョイスがありませんでしたが、今はカラバリが増えていますね。メーカーごとに何が違うのか頭を抱えながら、各自よく吟味してもらえればと思います。
https://www.amazon.co.jp/dp/B08TM4DY8N/ref=sspa_dk_detail_3?pd_rd_i=B08TM4DY8N&pd_rd_w=MkU7O&content-id=amzn1.sym.bd54db78-5863-4bcf-a990-7929193ebe33&pf_rd_p=bd54db78-5863-4bcf-a990-7929193ebe33&pf_rd_r=C8Z9PB7G74GH51PX8HYT&pd_rd_wg=V7KT1&pd_rd_r=a1b32484-2aa9-4754-b6a9-d66550d5a6e0&s=sports&sp_csd=d2lkZ2V0TmFtZT1zcF9kZXRhaWxfdGhlbWF0aWM&th=1
-
収納時は6cmまで縮みます。もちろんこの状態でも座布団的に使えます。
-
高さは多段階に調節可能。ロックするのにやや勢いが必要なため微調整はやや難しめ。
-
チンアナゴの頭のような部分に引っ掛けることでロックされます。数の暴力で強度を確保。
-
裏面は一応脚があります。滑面での使用には向いてなさそう。
-
使いやすい取っ手。解くと肩掛けも可能ですが、戻すのが煩わしく微妙。
-
コペンの小ちゃなトランクにスポッとフィット。
関連する記事
関連コンテンツ
おすすめアイテム
[PR]Yahoo!オークション
[PR]Yahoo!ショッピング
類似商品と比較する
関連レビューピックアップ
関連リンク