吸気系のDIYカーボン除去
1
GW中にDPFをDIY洗浄したので、残りの
吸気系の洗浄もしてしまいます。
インテークシャッターバルブにはお約束のカーボンがドッチャリついています。
オイリーかつかなり硬めなカーボン。
2
いつも思うのですがたった2万kmで結構溜まる&こんなガチガチのカーボンが剥離してエンジンに吸い込まれ、よく何でもないなぁと感心。
3
潜望鏡を抜いた後のインマニ内部。
大曲の部分に5mmほど堆積していました。
ここはかなり乾いたカーボンでした。
4
そのままサンエスK1に入れると洗浄力が落ちる気がしたので簡単に手彫りでカーボン除去。
結構な量でした。
5
EGRクーラーの角が数セル閉塞していました。
2-ブトキシ・DPINE・I/Dクリーナーのどれかが悪さをしているようです。
ドリルや針金、はたまたサンエスK1後に水圧でなんとか詰まりを解除できました。
6
これが今回の新兵器。
クルミブラストのメディアになります。
粒度は24番。
7
アストロのサイホンタイプのブラストガンにストローを刺したもの。
こんな樹脂のストローなんかあっという間に磨滅しますが延長したノズルがしなるので意外と使いやすい。
8
掃除機のノズルに切ったペットボトルの首をテープで固定し跳ね返ったメディアを吸い取ります。
ペットボトルには穴が開いていて、そこからノズルを差し込んで使います。
9
ポート内部はそれほど堆積していない印象ですが。。。
10
それでもここまでキレイになります。
たった数秒のブラストでキレイになります。
メディアは5kgもあればお釣りが来ます。
20kgの紙体で買っちゃったんで使い切るのは何年先になるんだろう。。。
11
バルブシートが見えるくらい入り組んだ部分もスッキリ。
バルブの傘もキレイになります。
実用域までキレイになれば充分なのでこのレベルで充分。
注意点として吸気バルブが開いていると燃焼室にメディアが入り込んでしまうので、オイルフィラーキャップから中をのぞいて2番のカム山が吸気バルブを押し切っている状態で2番のポートをガムテープで封鎖してそれ以外をブラスト。
そして3番のカム山がバルブを押し切っている状態で3番ポートをテープでふさいで2番をブラストします。
その他ラジエターや各種配管やインタークーラー開口部、オルタネーターなどにメディアが入らないように養生するのが重要です。
12
サンエスK1を70℃に加温しつつ3時間ドブ浸け下インマニ。
メチャメチャ奇麗になりました。
こびりついたカーボンは歯ブラシで簡単に取れます。
13
ISVはガソリンやシンナーで清掃しました。
インタークーラーはサンエスK1で洗って水道水で充分にすすぎました。
今回は一部分解箇所があったので非脱着洗浄の紹介はまたの機会に。
14
ここでちょっと脱線。
マツダ純正のLLCはスーパーロングライフなんですって。
市販品はだいたい2年ごとの交換推奨らしいので混ぜたくないし無駄にしたくない。
6mmのエアホースがフィットします。
15
こんな感じで受けるとこぼれません。
意外と配管内にLLCが残ってますから完全分解までこのままにしながら作業するのが吉。
16
で、全て組付けてラジエターのエア抜きを終えたら完成。
試走した感じ推定値ですがGEN331kmとなりました。
ポート内部のブラストって意外と重要なんですね。
17
インジェクターの補正値はこんな感じ。
多少のバラツキは改善されたっぽいのですが、劇的に良くなった感はありませんでした。
さて、ここまででインジェクター以外の一切の洗浄を終えたことになります。
17万キロを走破し、再生間距離が150kmを割った車両が推定値300kmを超えるまで復活しました。
54のプロではないオッサンがここまでやれたのも皆さんのおかげです。
ありがとうございます♪
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連コンテンツ( KE の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク