【自作】イグニッションキー照明の取り付け
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
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製作過程を公開した、”イグニッションキー照明”の取り付け作業です。
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先ずはハンドルをボスごと外します。ナットは対辺寸法17mmです。
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赤丸のM5ミリネジを外しておきます。
※コラムカバー(下)を外した後でも構いません。
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赤丸のタッピングネジを外し、コラムカバーの下にあるカバー(ステアリングコラムホールカバー)を外します。
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カバー上部には画像のようなクリップが付いています。カバー全体を手前にずらすようにすると外れやすいと思います。
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コラムカバー(下)を外します。タッピングネジ×3、M5ミリネジ×3を外します。
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コラムカバーには上下を嵌合させるためのツメが複数個所ありますが、道具でコジるよりコラムカバーをたわませて外した方が良いかもしれません。
※コラムカバーに取り付けてあるのは『無段階間欠ワイパー』のボリューム抵抗です。
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ステアリングコラムを真下から写した画像です。赤丸の部分にトルクスネジがありますので、それを外します。
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トルクスのサイズはT40です。
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トルクスネジを外すことで、ステアリングコラム全体が少し下がります。コラムカバー(上)を持ち上げつつ、ディマースイッチアッシを手前に引き出します。
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コラムカバー(上)が外れました!
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【重要‼】
『そんな面倒な手順を踏まなくても、ハザードスイッチを引き抜けばコラムカバー(上)が外れるやんけ(笑)』と言う方。
↑
高確率で根本が割れますので、絶対にやめた方が良いです!(私も以前割りました…)
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【オマケ】
かなり昔の話なので記憶が曖昧ですが、ハザードスイッチの素材がABSで、アセトン(またはABS用接着剤)で溶かして接着した記憶があります。既に壊してしまった人は試してみてはいかがでしょうか?
※摺動部分を接着してしまうとスイッチが動かなくなってしまいますので、構造をよく確認して接着してください。
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作業に戻ります。次はキーシリンダーの収まる穴を”32mm”まで拡大します。コラムカバーの上下を合体させた状態で固定したいので、タッピングネジで留めてしまいましょう。
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さらに養生テープでグルグル巻きにします。
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穴の拡大はやすりで少しずつ削るか、ステップドリルで拡げるのが望ましいです。(カッターでは失敗する確率が高いです)
尚、勢いで穴を拡げ過ぎないように、ステップドリルは最大径が32mmのものが良いかもしれません。
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コラムカバーが動かないように固定し、穴の面に対して垂直にドリルを立てます。
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穴が拡がりました!
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いよいよイグニッションキー照明本体の取り付けです。ドアスイッチからルームランプに繋がる”ドア連動マイナス線”を探します。ダッシュボード下から手を入れると、画像の赤丸部分に大きめの穴が開いているので、そこからドア連動マイナス線を引き出します。
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ダッシュボード下から見た画像です。
赤丸の部分の黒/赤線が”ドア連動マイナス線”です。(特徴的な1極カプラーが目印です。)ここにイグニッションキー照明本体の黒線を割り込ませます。
※上の方が黄色いのは全塗装の際の塗料です。
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イグニッションキー照明本体の赤線は、常時電源に取り付けます。画像ではカプラー(大)の白/灰線に割り込ませていますが、常時電源であればどこでも良いです。
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ダッシュボード下から”ドア連動マイナス線”が見つからない、取り出せない場合には、ルームランプ裏からも取り出せます。
カバーを外し、赤丸部分のネジ(2本)を外します。
※純正とは光源の仕様が違います。
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ルームランプ本体を外すと、”ドア連動マイナス線”と常時電源が取り出せます。
※余分な黒線がありますが、これは助手席側のドアスイッチに連動させるため追加したものです。
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本来、アクリルの本体部分の取り付けの向きはどこでも良いのですが、パイプ部分の発光には偏りがありますので、運転者からの目線ではこの位置が一番良いような気がします。
余った配線やコンデンサーは適当なスペースに押し込みます。
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全てを元に戻して完成!
よく見るとキーシリンダー近くのコラムカバーの繋ぎ目から、ほんの少し光が漏れていますね…。
カバー自体に黒テープでカーテンを作るなどした方が良いかもしれません。
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