HKS HIPERMAX R  

スプリングのみでは不足を感じてきた為、車高調導入しました。

GROWスプリング＋純正ショック＋ピロアッパーの組み合わせは、ワインディングを流すくらいまでは非常によかったです。が、その先の速度域での入力が大きくなるような走行ではちょっと厳いなと感じてきました。
また、あちこち走ったり試乗したりして、自分の欲しい仕様が理解出来たので購入に踏切りました。

選定に当たっては、
・サーキット走行向け
・フロントは倒立式
・全長調整式
・必要に応じて仕様変更可能
という所を考慮しました。

フロントからのインフォメーションがもっと欲しかったので、ダンパー自体の剛性がある倒立式は必須でした。
スーパーオーリンズやエンドレスとも悩みましたが、美女木が近い事もありHKSを選びました。

取り付けは特に難しい所もないと思います。
フロントのスタビリンクが付属するのですが、純正とショックの取付位置が変わるのでかなり短い物になります。リア側はクスコのピロを外して純正に戻しました。

吊るし(F:88N/mm,-28mm,15段戻し R:98N/mm,-33mm,15段戻し)で、アライメントも取り直してない状態ですが、非常によい脚だなというのが感想です。
スプリングやリテーナー、オイルの改良がいいのか各部がきちんと仕事をしてくれ、バネレートの数値ほど硬くないように感じます。
リアのバネレートの方が高いですが、変に跳ねたりはしないです。
街乗りでは硬いと感じる事が多いですが、速度域が高くなっていくとバランスが取れるように思います。
個人的には減衰はそのままで街乗りも許容範囲内ですが、多くの人や同乗者は厳しいと思います。

唯一の不満点は、フロントの減衰力調整ネジがショックの真下にあるので気軽に変更し難いことくらいです。テインEDFCみたいなのが欲しいので、自作しようかなと考えます。

ハードな走行をする方にはオススメ出来るサスペンションです。
街乗りメインの方は違う物を選んだ方が幸せになれると思います。