経過報告

せっかくヘッドバラしたので、どうせなら、納得いくまでやる事にしました。
追加作業としては、ステムシールの交換と、排気ポートの中のカーボン落としなどです。

ラジエターサポートと、

インナーフェンダー

スロットルバルブ

冷却水路は、緑色のクーラントを可能な限り排出して、輸入車用の青いクーラントに入れ替えます。

エアーを吹いて、水路に残った余分な水道水を出し切ります。

ステムシールは、ネットで探しましたが、すぐ手に入るものは、なんと¥25,000ぐらいします。
なので、海外から取り寄せることにしました。送料込みで、¥10,000しないのですが、モノはイギリスにあって、日本に届くのが約10日〜2週間後になるそうです。
その間、できる事をやる事にしようと、以上のような徹底洗浄を敢行した次第です。

こちらがメインとなる、ヘッド周りをつけおき洗浄するための洗剤です。

60〜80℃のお湯にメタルクリーンを溶かした洗浄液に、ヘッドなどを約3時間ほど漬け込みます。

R56系のステムシールが、Amazonで¥3,000台で売っていたので、使えたらラッキーと、一緒にポチりました。こちらは、R53用より早く届くみたいなので、装着可能かどうか先に試そうと思っていたら、R53のステムシールがなんと、たった3日で届いてしまいました。
結局、R56用は、サイズが一回り小ぶりで、使えないことが判明しました…

洗浄後、ヘッドは水でよく洗い流して、エアブローしたのち、何日か置いて乾燥させました。各気筒のポートはご覧の通りです。大きい方が吸気ポートです。1気筒に吸排気それぞれ２つずつ、計16個のバルブの擦り合わせを行います。

吸気バルブは当たり面がキレイでしたが、排気の方は、ご覧のような虫食いがあります。コレを、

バルブコンパンドつけて

タコ棒で擦り合わせを行います。
初めての作業なので、最初はなかなかうまくできません。比較的やりやすそうなIN側を先に始めましたが、終わる頃にやっとコツを掴んだ感じです。
OUT側のバルブは、傘の表がザラザラしていて、タコ棒が吸い付かないので、表面をペーパーで落として、くっつくように加工して作業しました。
コンパンドの荒い方を使わないと、虫食いがなかなか落とせません。荒目はまるで砂のようで、最初はジャリジャリ言ってますが、すりつぶされると、次第に細かくなり、摩擦音が軽い音に変わります。その度に様子を見て、いけそうと思ったら、細目で仕上げます。

研磨後のバルブは、当たり面がツルツルになりました。

タイムリミットが迫ってきたので、とりあえず1気筒分燃焼室に灯油を入れて、片付けをする間、20分タイマー入れて機密チェックをします。

吸気側から漏れ出しました。
10分ぐらいでモレシャンさんです😭
ちゃんとやったつもりでしたが、バルブの擦り合わせはそんな簡単にはいきませんね。
改めて作業しなおします。
今年中に公道復帰の予定でしたが、どうやら年を跨ぎそうです。
作業時間限られてるのに、工程増やしているせいですね。
まあ、楽しいですけど😀