スバル(純正) ETC 2.0車載器キット  

今更ながら新車注文時に取り付けた用品の紹介。
三菱電機　EP-A015SBFJ（生産終了）
※ディーラーオプションナビ（カロッツェリア／ダイアトーン）連動用
新セキュリティと新スプリアス規格に対応

過去に乗っていた車はスタンドアローン型の物を使用していましたが、同時に取り付けたサイバーナビ（AVIC-CL900）は独自のスマートループこそ使えるものの光／電波VICSビーコンアンテナには対応しておらず、ETC2.0（DSRCとも呼んでいましたね）の今後の利用範囲の拡大を期待して取り付けました。また、ETCカードの有効期限を認識してアナウンスしてくれるのでうっかり防止のためでもあります。

現在VICSは機材の老朽化でメンテナンスが困難になってきたことなどから電波ビーコンは2022年に運用終了、光ビーコンも2027年に運用終了予定とのことで、今後はETC2.0・FM多重放送VICS・スマートループでリアルタイムの交通情報を得る形となります。ETC2.0は従来のVICSと比較して広域の情報をより多く得られるので、長距離移動では役に立つはずです。

まぁそれはいいのですが岩手の田舎に住んでいることもありその恩恵を授かることはほとんど無く、ETC本来の用途でしか使われず…。従来のVICS（光ビーコン）は田舎でも幹線道路なら至る所にありよくナビ画面に割り込み表示が出ていましたね。ETC2.0も駐車料金の決済などでも使えるようになるとの話もありましたが進んでいないようです。現状から考えるとこれからETCを取り付けようとする場合、住む地域によっては無理して高いお金を出して付けるメリットは少ないかもしれませんね。セールスマンはしれっと見積に入れてきますよ（笑）

最も残念なのがブザー音。起動時や料金所通過時のブザー音が安っぽく耳障りで、ナビ連動なのに本体から発しています。もうちょっと上品な音ならよかったのにと思います。


ETC本体
　H0014AL200
ETCビルトインカバー
　H0017VA913
DSRC接続ケーブル
　カロッツェリア用　H0018AJ955
　ダイアトーン用　　H0014AJ955

ビルトインカバーを使えばスマートに取り付けできますが、様々な製品に使える汎用なので隙間ができますし完全に隠せるタイプなら尚良かったです。