珍しく、ちょいと真面目に。
先日のボクのブログ、
低糖質スイーツは結構なのだが・・・イメージ戦略の罠は、あまり興味を惹かなさそうだと自覚していた。
重箱の角に捻くれ者が難癖を付けたような内容にも見えるよなぁ。
そんなところに、嬉しいコメントを頂戴した。
剣術・柔術に精通なさり、鉄馬にまたがる和の騎士、
ツバメ殺法氏だ。
僭越ながら “ Knight Rider ” の称号を授与させていただいた。 “ Urban Night Hunter ” まであと一歩である。
なるほど、ドンキ安田氏の言う
「若者が文句を言うから、耳当たりのいい言葉に言い換えてやったら前向きに動き出したよ。でもお前ら大丈夫か!?」
は、全くその通りだと感じる。表面だけでグダグダ言う前に本質に迫れよ、という意だろう。
朝令暮改、ちゃうちゃう!
朝三暮四。
返信を書くのに熱が入り、記事一つ分になった。
今の世のモヤモヤに対する持論、加筆修正して以下の通りだ。
・・・
社会にマーケティングって概念からの方法論がとても安っぽく浸透した結果、綺麗にデザインされた消費動線を無自覚にむさぼる消費者たち。
痛いのは、そこにあたかも自らの主義主張を見出したかのように勘違いしたまま吸い取られている痴態。
そんな世の中です。
「オレの思いを見てくれ!」という割に薄っぺらいし積み上げられた痕跡もない、ただの野生。
いや、野生なんていいもんじゃない。生まれたままの丸裸なワガママ。
雇用主も、そこに寄り添ってやらないとマーケティングシステムが成立しない。
なんだこの世界は!?
・・・そんなやるせなさが、ボクの空虚をかたち作っています。
最近響いた曲たち。
Destiny デザイン済みの世界をなぞる僕ら
Gravity 抗ってゆく信じる道を選ぶ
霞んでいくリアリティ
息を吸って再び 取り戻す Hope for us
HOPE for US / 冨田ラボ
数値化されたステータスもいいが
時にはRap 熱い 16Verse
甘く冷めた文字とKiss マークすら
記録されて 何研ぎ澄ます?
M-P-C / 冨田ラボ
特に HOPE for US は良いですよ。個人的に。オレの思いだぜ!
ひとが作った曲を、オレの思いだ!とボクも語っております。
2025年9月20日 21:30
・・・
少し前に、訳のわからん自己主張をした息子に対して、ヒートしているその場では口をつぐんだが、落ち着いたあとで語り聞かせた内容でもある。
それはともかく、ご案内した冨田ラボの「HOPE for US」、貼っておくか。
冨田恵一の上質な楽曲に乗るうた。
ボクは割と歌詞を聞かないで、歌を音として受け止める。カシオペアなどフュージョン畑の人間には、まま見られるような。
でも、聞き入ったなぁ、この歌詞には。
動画冒頭の、歌い手たちが「♪あぁ」で合わせる打ち合わせ。
曲中で出てくるので聴き逃すな!
もう何十回も聴いているが、先ほど見てたらその場でトリハダであった。
「HOPE for US」が収録されるのは、オリジナルアルバム
「7+」と、
ベスト盤の
「冨田恵一WORKS BEST2」。リンクはApple music。
どちらも必聴過ぎ!
アルバム「7+」も珠玉の玉手箱で・・・
煙に巻くなんて、そんなリキ入れてやるもんじゃない・・・と緩さを貫く御大 細野晴臣の2曲目「煙たがられて」は味わい深いし。
7曲目「MAP for LOVE」は20代後半くらいがメインターゲットかも知れないが、コロナ禍中の世に贈る愛のうたとのこと。
ふざけた名前から聴く気もしないだろうぷにぷに電機の8曲目「須臾の島」は静かで熱い。
ちなみに須臾(しゅゆ)なんて言葉、初めて知った。
気になる向きは、ご自身で調べられたし。その方が身につく。
「MIXTAPE」は冨田恵一の底ヂカラが圧巻な彼の展示会だ。
大作だ。
お時間のある時にでも。
Posted at 2025/09/22 16:07:42 | |
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