
本日8/29、平日北海道5日間ツアーの最終日。

手作り感の強いカプセル風ホテルを出た

朝8:40、稚内上空は秋の空!
とっても気持ちいいカラッとした気温22度だ。
エアコン要らず、助手席と右後ろの窓を10cmほど開けたまま快調にクルマを飛ばす。
新千歳空港を17:55に発つ飛行機に間に合うかな?
一応はETCカードを持ってきてはいるが。

先生からのプレゼント!
半額同盟主席の肩書きは伊達じゃないぜ。
しかしありがてぇ。

僻地の交通事情を押し上げる豊富バイパスも

2日前までの豪雨であちこちの法面が崩落していた

その終点辺りが北緯45度
ああ、数ある日本のヘソのうち東経135° 北緯35° が交わる町が、田舎の隠れ家の隣町なワケだから、そこから10°かぁ。地球規模で移動した実感が湧いてくる。

今日は全貌を魅せる利尻富士、またね!

なんて素敵な秋空!
1回目のトイレ休憩、道の駅なかがわの裏庭である。
稚内から1時間20分だ。

極北の夏も、終わりなんだなぁ

鳥が狙っていたチョウチョと思いきや、クスサンがここにも!
30分走り、音威子府に入る。
道北の交通の要衝と言っていいか。
道路も鉄路もここで枝分かれするんだな。

音威子府スキー場
縦長のゲレンデが、この角度からは潰れて見える。

そして、音威子府駅に立ち寄った

ここも見事なうろこ雲
実は、今回の旅で「行くぞ!」と決めていた唯一の場所なんだな。
その理由が・・・

「日本最北の駅そば」

「音威子府そば」
伝説の・・・と言っていいかも知れない。
真っ黒な蕎麦
最北の
日本一旨い
消滅
話題や思い出の数はネットを検索すれば理解できよう。
それがね、今年復活を遂げたという。
え、ホント?
じゃあ行かなきゃ!
で、営業時間は?
今のところ金土日の朝11時から15時だという。
あら、滞在期間の最終日、食べてから新千歳空港に間に合う??
ま、高速使えば余裕はあるか。
問題は、息子が着いてこないからクルマの運転だな。眠気が大敵。前の晩はちゃんと寝なきゃね。
・・・そんな感じで今日は朝から気合い十分だったんだ。
開店の10分前に到着。
そば目当てっぽい人はちらほら見えるが、店が指定した列の並び方に沿ってる人はいない。いいのかな、ボクが一番に並んで。
急いでいることだし、並んじゃお。

冷やしたぬき、かけ、天ぷらレジェンドの三品
冷やしも惹かれるが、とりあえず伝統・伝説行っとかなきゃアカンやろな。
並ぶ人は次々と増え、11時受付開始時には10名を数え、食べ終わった11:15には20人を超えている。
多分全員が天ぷらレジェンドを頼んだ様子だった。

天ぷらレジェンドの食券
いま思えば、冷やしたぬきも頼んで食べても良かったかもね。

逞しい腕と畠山製麺のTシャツが良い!
1番、来た!

これが噂の黒いヤツか

蕎麦の実の殻や甘皮ごと挽くから黒くて素朴な香りと食感、とのこと
出汁は甘めで、全体感はとても優しい。
うん、美味しいんじゃないかな?
旅情も手伝っているのは間違いないが、これは是非オススメだなぁ。
くどいが、冷やしたぬきも食べときゃ良かった。

ホームへのドアはこの奥

豪雨でズダボロな運行状況

鉄ちゃんにはたまらない・・・

数々のお宝だ
さあ、あとはワープにワープを重ねるのみ!

先生と初めて滑った名寄を過ぎ

今年の2月に滑った和寒東山スキー場
滑り派の魔神m氏とotsu⭐︎さんが 行ったというので寄ってみたんだった。
何もかもが懐かしい。
飛行機に間に合わなそうなら高速を使うかと思っていたが、Google maps によるとギリギリ間に合いそう。
よし、下道だ。
と思ってしばらくすると、少し眠くなってきて。
いかんな、と思いながらも少しボーッとしていたその瞬間!
スピーカーから流れていた音楽がいきなりデジタルノイズに変わる!!
びっくりして一気に目が覚めた。
なんだなんだ?
流れていた曲は、イケイケフュージョンバンド、なにわエキスプレスの、
PERPETUAL MOTION
興味ある方は聞いてくださいな。
ビックリした理由は、1分ちょっとのところ。
あ、この店!

どなたかのブログで少し前に見た気がするが・・・
全然覚えてない。

空に飛行機が見えるのは
新千歳空港が近い証拠。
この辺りでは湿度は高く、道北の爽やかさは無くなっていた。
雨もポツポツと。
ここは、まだ戦っているんだな。

というとので、1309kmの旅が終了

17:55発なのに空港入りが17:05

あ、
porschevikiさんのブログ読んで、これ飲まなきゃって思ってたのに!!

15分だけラウンジ
リアルゴールドで喉を潤し、コーヒーで落ち着き、お手拭きで顔を拭く!

ANAのB787、伊丹空港行き

離陸直後、あ、他の機だ!

日暮れの空を追いかけながら大阪に到着

空港バスで、

大阪のど真ん中、

ハービス前で降りる
有り難いことに、大阪の隠れ家はここから徒歩8分だ。
10年間のボーナスステージみたいだな。

31度の粘っこい空気がまとわりつく
長袖のままだったよ、そういえば。
思い付きから飛行機のチケットを取って旅に出たが、総括は難しいなぁ。
面白くもあり慣れのせいで刺激がうすくなつてきたこともあり、飛行機のワクワクはあり、フェリー×自分のクルマの融通に劣り、嬉しい付き合いあり、一人の寂しさもあり、寂しさに浸る充実は沁み渡り、なかなかに難しい。
でも、北海道が人を惹きつけて止まないことは、何度でも再確認できるよな。
また、いつか。
そして明日は息子がLのお店に行くという。
しんどくなかったら駆けつけるか。
Posted at 2025/08/29 23:17:09 | |
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