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Zono Motonaのブログ一覧

2024年06月26日 イイね!

初めての6月の北海道⑥〜やっつけクロージング

初めての6月の北海道⑥〜やっつけクロージング旅を終えるとその興奮状態から冷めやり、同時に溜まっていた雑務や会合に追われることになる。


ブログアップを放置した言い訳だ。

ということで、画像で駆け足で。



6/24、函館〜神威岬〜小樽


ホテルと同じビルに入っているラッキーピエロの朝食。
ホテルのプランに、ラッキーピエロ朝食券が付いてくる!


函館では外せない、なぜか安価なミスタードーナツ!
普段は使わないので、どうですか、これ、安いの?
息子と男ふたり旅のお供に、6個ほど購入。




積丹半島は神威岬。
沖縄ばりの青い海が見たいところだったが、初めて訪問した我々に
冷たい顔を見せた。残念。
また今度くるだろうから、30分ほども歩く遊歩道には足を向けなかった。霧だしね。


その駐車場で。
バイクに乗って荷物をつつくカラス。
ふてぶてしいなぁ。


少し前に、フェラーリがずらりと並んだというこちらのお店へ。
積丹半島のウニで有名な「うしお」。


あまりの高さに怯んで、純然たるウニ丼を頼めなかった。
片方が地場のエゾバフンウニ、もう片方がムラサキウニ。
食べ比べたら、確かに甘みに違いがあった。

ただ、最近ご接待を受けた神戸の気鋭寿司店「すしうえだ」でいただいたエゾバフンウニのニギリの方が、明確に上だった気がする。


夜、小樽のホテルへ。


この旅で唯一のハイクラス宿、「グランドパーク小樽。




平日なので安価だった上に、サービスでオーシャンビューにグレードアップ!
おー、マリーナが目の前に!
かえすがえす、天候が残念。



6/25、小樽〜札幌〜支笏湖

相変わらずあてのない旅に、一つ目的が!
極北の先生からスキーの多くを学んだワケだが、その際の学びの一つ、「自分に合った用具の大切さ」。
ブーツも7〜8年使ってるし、確かなショップでしっかりとフィッティングしてもらうといいのでは?お金はかかることだけど、間違いなく滑りの向上につながるとのこと。

それから数ヶ月、先日豊富温泉で握手した先生が、札幌にある馴染みのお店が移転オープンしてので行ってきたとブログを上げておられた。

よし、行こう!


モイワ山荘。


人気のLANGE(ラング)のブーツがずらり。
平日午前に店に入ったので、お客さんがほとんどいなかったことをいいことに、自分の思いを散漫ながら思いっきり吐き出してきた。

あとで分かったことだが、懇切丁寧にアドバイスや提案を下さった店員さんは元ナショナルデモンストレーター。うひょー!

ボクの志向やレベルなどを聞いていただき、足の型を計測し、北の先生に撮っていただいた2月の動画を見てもらうなどし、いくつものモデルを提案され、試し履きし、ブーツの微調整などもされ、最終的にボクの相棒として選んだモデルは、あろうことか Atomic のレーシングモデル! ただし最も硬くない110という数値のモデルで、後日、もう少し柔らかめにチューニングするということだ。


また、本格的にフィッティング作業をするための機材が新店舗に配備できていないそうなので、8月以降に再訪問することになった。うしし。北海道に来る理由ができたぞ!

知識や経験がなければ、レーシングモデルなんて間違っても選ばなかっただろうけど、ショップの姿勢がユーザー側に立ち、納得を実感できるところまで寄り添ってもらえるなら、思ってもいなかった物をこんなにも気持よく買い物ができるものか!と感じ入った。


さて、今夜の宿は支笏湖と洞爺湖の間だ。時間はたっぷりある。ふらふら走ろう。
札幌の南西、真駒内経由で支笏湖に向かう道すがら、恵庭渓谷というのがあるというので、ちょっと寄ってみた。






そして、支笏湖

いい天気だ。
今夜は天の川、撮れるかな?
撮影マイスターのポルシェ乗り、zero!さんから撮影tipsをご教示いただき、簡易な機材は持ち歩いている。しかしここまで天候に恵まれなかったからなぁ。

支笏湖から洞爺湖畔へ向かう途中、こんなのを発見!


きのこ王国!
ベタな観光商業施設にしては規模がやたらと大きい。ちょっと覗いてみようか。


きのこ汁110円!
これは必食ですよ。美味しかった。




なかなか面白かったよ。
B級観光地として悪くないと思った。

宿を通り過ぎて、天の川撮影のロケハン。

6〜7月の天の川は東の空。
湖畔を東に望むいい場所ないかな?と考えて、こんなところを見つけた。


夜、明る過ぎないかはまだ分からないけど、駐車場付きでいいね。


見てる前でお客が付いたボートが出航。
カッコいいぞ、ツイン、いやトリプルジェットエンジンだ!
ボーイング社製か(笑)


昭和新山を眺めつつ、宿へ。



6/26、洞爺湖〜オロフレ峠〜登別地獄谷〜新千歳空港
結局、昨晩は一面の曇りとなり、撮影できなかった。

最終日。
苫小牧方面へ、オロフレ峠を越えて行こう。



洞爺湖有珠山ジオパークということで、興味深い地形が盛りだくさん。



オロフレスキー場・キャンプ場。
ローカルゲレンデ巡りで、冬、来るかな?


峠道の途中、撮影スポットから洞爺湖を見下ろす。
ドーナツ型な洞爺湖の真ん中の大島(と呼ぶらしい)もハッキリ見えた。

その一方で、標高が上がっていくと霧というか雲の中に突入。



あはは、何も見えない。この度の後半は、天候から見放されたかな。

その代わり



この日も動物たちが顔を出してくれた。
鳥、なんでしょう?珍しい鳥なのか、よく見られる鳥なのか。




登別地獄谷。
湖面近くからも、少し登って俯瞰しても見られるダイナミックさ!


そのすぐ裏、クッタラ湖。


俱多楽湖と書くそうで、見事なまん丸カルデラ湖だ。

登別温泉の見事に濁った日帰り湯は、何度か経験しているのでパス。
人気なんですけどね。


苫小牧市内に入ったところ、対向車線にて。
この旅、とりあえず捕まらなかったよ。NA軽ならではの低速安全運転バンザイ!




ぼちぼち見慣れてきた新千歳空港の夜8時35分発。
神戸着は22:30ですね。

駆け足、失礼!


また、来ますね〜

Posted at 2024/07/08 18:19:26 | コメント(5) | | 日記
2024年06月26日 イイね!

初めての6月の北海道⑤

初めての6月の北海道⑤

6/23は函館まで行って、
6/24は小樽まで戻る。


息子に函館山からの夜景を見せるのか目的だが、天気がすぐれないよね。




さあ、行くぞ!

6/23




倶知安からニセコパノラマラインに向かうと、ニセコの盟主、ヒラフが見える。

チケットが高くなりすぎて、もう滑りに行こうという気になれない。




冬に初めて知った、

雪秩父〜ニセコ湯本温泉大湯沼。



気温20度であっても湯気がモワモワ。
湧き上がる沼の中心部は100度を超える熱水だそうだ。
地中の高圧下から出てるから?
それとも多くの電解質を含むがゆえの沸点上昇か?



一旦日本海側に出てから、長万部に向かう。
山中、反対車線で取り締まり。
Googleマップで2件の報告が上がってたので、ボクも報告しといた。




ここで、小ネタ一発。



この辺りに、ワイングラスがあるという話を聞いたことがある。





なにかというと、


これ。

漁港の堤防が、こんなの見たことない!という形に。
行ってみるしかないね。






どや!


全然わかんない(^^)

左右からの堤防が、なんとなく段違いに見える程度ですね。
ドローン上げないと確認は無理かな。

でも、ドローン禁止エリアだよね、きっと。




ガンガンに走って、函館に到着。

息子の調子が良くないので、ボクも運転しっぱなし、早々にチェックインしてベッドで過ごすことに。



夕方、少し思い立って、髪を切りに行くことに。

旅先でカットするのがなんとなく非日常を感じさせて、ちょっと良い感じなんだな。

かつて、東京出張の折には、わざわざ銀座のカットハウスに出かけて行って切ったこともあるよ。
QBハウス銀座店(^^)




調子の戻らない息子に、セイコーマートのパスタ並べて食べるか?と聞くと、食べる、と。

よし、4つ買って帰ろう。




ホテルに着いて、一つを息子に渡す。

息子がラッピングシートを剥がして食べる体勢に入ったその瞬間、






あ"〜!!



とても悲しい。




残り3つになりました。





夜10時までは一般車が登れない函館山なので、11時ごろにモソモソとホテルを出る。

夕方の時点で

函館山はこんな感じに雲の中だったのだが、深夜も同じ様子。


こんなに前が見えない運転、久しぶりやなぁ、と思いながら、山頂に到着。



読めます?

"HAKODATE ROPEWAY" "Vista"





ダメだこりゃ。



ということで、数年前に撮っていた画像を貼っときます。





スマホ上等ですな。




Posted at 2024/06/26 19:33:19 | コメント(4) | トラックバック(0) | | 日記
2024年06月25日 イイね!

初めての6月の北海道④

初めての6月の北海道④

6/22

朝食無しの豊富温泉を出て、さてどっちだ?

あと40kmあまり北上すれば稚内だが、息子が未到の函館へ向かいたいし、既に北の果てラーメンも経験済みだし、南かな。

ということで、できるだけ海沿いを走り抜けてとりあえずは札幌北部の石狩市辺りを狙おうか。

そうだ。
あの有名なオロロンラインを南下だ。

おろろん。



この名を初めて聞いた時は、少し怪しげな響きにときめいたものだ。

ほら、妖怪的な。

地獄的な。



オロロン閻魔くんとか。



あれ、ドロロン?

そもそもプリちゃん、知らないって?




調べてください。ドロロンえん魔くん。

永井豪モノの子ども向けアニメだ。





プリちゃんがえん魔くんを調べてる間に、ボクはオロロンの語源を調べたよ。

オロロン鳥なんていうこれまた怪しげな名前の鳥から取ったらしい。
ウミガラスの俗称で、鳴き声からその呼び名となったらしい。



そのオロロンラインの北部には、これまた有名なオトンルイ風力発電所の風車群がある。



これ、何年か前に撮った画像だが、もうね、数える気にもならないくらいに並ぶワケだが、28基である。

数えるわけないやん、ググっただけよ当然。


もひとつおしえたろか。オトンルイって漢字で書けば

音類

なんやで。知らんかったやろ。





ごめんなさい、深夜3時、朝起きたら新千歳に行くんです。心乱れてるんです。
まともに戻ります。


あと一つ。

オトンルイはアイヌ語で「浜にある道」くらいの意味だそうだ。

今日のオトンルイ講座、これで終わり!








ではなく、まだあるんだなこれが。

なんとなんと!



オトンルイのこの風車群、来年春までに撤去だ!!



ええっ!?知らんかった!!





大丈夫ですよ、見えてます、あちらに!




おおっ!
旧来のオトンルイ風車群のすぐ北側に、より新設計で高効率な大羽根の発電機が新設されているのだ。しかも2列にわたって。



見るからに力強そう。

なんでも旧発電機5本程度の電力を新発電機1機で作り出せるってんだから驚きだ!




急ぐよ、このペースじゃあ札幌まで届かない。


この日から空がグスグズいっている。


ただでさえ寂しいオロロンラインが泣いてるじゃないか。


それに、朝食抜きだ。ブランチをどこでいただく?
留萌辺りがセオリーかな。

と思って走っていると、ふとひらめいた。


集落のスーパーとか鮮魚店でウニ買ってみるか!


思いついたのが羽幌辺りだったので、マップで検索、ありました!

入るのにとても勇気がいるほどの暗くて開いてるかどうか分からない羽幌の鮮魚店。

意を決して(本気でエネルギーが必要よ)引き戸を開けると、店のご主人が。


あのぅ、そのぅ、えー、ウニあります?



「ウニはねぇ、ちょうどあるんだなコレが」

みたいなノリで(言葉が少し分からなかった)冷蔵棚からカゴを持って来てくれた。

おいくらですか?

「グラム1600円、どれくらいいる?」

これはお買い得!!



・・・ですよね?

ウニの相場、もっと高いよね?
都会では。


少し自信がない気もしたが、あとには引き返せない。

そうだな、ウニ150gって大盛りウニ丼レベルかな?との脳内電卓をたたき、300gを所望した。

2人でクルマで食べると伝えたら、二つに分けて盛ってくれた。


しかもひとカゴ500円のツブ貝をサービス!


近所のスーパーでごはん系とかニギリ系の弁当などを買って、2人で夢中でありついた。

画像の見た目は、ミョウバンで固めたウニのように見えるし、実際に口へ運ぶまではそう思っていたのだが、産地直近のウニだけあって、まるで添加物を使ってない。
柔らかくとろける生ウニを少々食傷するくらいに堪能できた。

やっぱりコレだよね!


あとは延々、海沿いを走る。


景色変化の少ないオロロンラインだが、

ここ、雄冬岬は特筆すべき点がある。

旧来は断崖絶壁に囲まれた秘境集落で「陸の孤島」と呼ばれていたこと。

それと、こんな立地にも関わらず、人気の飲食店「レストハウス雄冬」があること。


いずれ行ってみたいと思ったことがあったのに、忘れとった。

まあ、また今度ね。



石狩市に入り、道の駅石狩あいろーど厚田で少し休憩。走り出したら、


あらこんなところ、こんな低空でパラグライダー!
近隣には住宅や国道、電線もあるよ。大丈夫?




そして、本州人からすれば珍しい三日月湖に囲まれた先日のモエレ沼公園だ。


かつて、アニメの聖地巡礼で精密コピーを楽しんでいたボクの魂に再び火が灯った。

あと少し追い込みが足りないにしても、なかなかの再現度でしょ?



函館に向けて、もう少し走るか。

小樽で

スープカレーをいただき、倶知安辺りの夏は安いスキーヤーズロッジみたいな宿を取った。



6/22はここまで。
今日もよく走りました。
Posted at 2024/06/26 03:48:42 | コメント(3) | トラックバック(0) | | 日記
2024年06月24日 イイね!

初めての6月の北海道③

初めての6月の北海道③
6/20、続きから。


知床半島横断道路を初めて走る。
ところどころにタイトコーナーを有するが、基本的にはとても状態のいい峠越えのスカイラインだった。

峠は標高738m もあるそうで、北の果てという気候の厳しさも合いまって、本州であればかなりの高原を走り抜けている気分になってきた。


そして、これ。


うわぁ、リアルくま王国に侵入してしまった感がヒシヒシと。

どこかで見てみたい気持ちもあるが、最近話題になった、クルマに突進してくるヒグマの動画が頭をよぎる。あれは、こえぇ。



そして、今夜の宿。


その名も、「地の涯(ちのはて)」。

これより奥には道路は無い。
そんな知床半島の奥地の宿、魅力の一つが野趣あふれる露天風呂だ。


露天風呂は二つあり、一つは混浴露天風呂。


混浴ですと!?

魅惑の響き。


もしかして初体験かな。きっと、そう。

ただし、水着に似た湯浴み着を求められるが。




画像の奥側にも浴槽は広がる、知床の自然を感じさせられる露天風呂。


そこでね、見たんだよ。


例えば、こんなの。


お掃除用のホースが無造作に置いてあった。

んー、こういうのはお片付けしとかないと。





そして、あっちにも。




ね、壁面に白いホースが垂れてる。







あれ、でもなんか違和感。




うひー!





まさに、ホースの補強ワイヤーネット!

天然の蛇の抜け殻、しかもこんなサイズは初めてだ。
あなどれんな、知床。

お持ち帰りしたら、大金持ちだぜ!!




持って帰れなかったけど。
ちょっと気持ち悪かった。







それと、もう一つの露天風呂は、コイツだ!


分かります?

三段の浴槽。上から見てる。





こちらは、下側から。

林の中というか、知床の森の中に位置するこの湯船に浸かっていると、裸の人間が自然の中の一部であることを意識せざるを得ない気になってきた。

そして、まさかのクマさんが現れたとしたら、なす術のない自然弱者であることも理解させられた。


小鳥のさえずりやキツツキのマシンガンヘッドバンギングの音を聴きながら、三つの湯船を行ったり来たり楽しんだ。

でもね、一番上の湯船は熱かった。
下に流れるにつれ、湯温が下がるんだ。なるほど、そりゃそうか。


風呂でご一緒したおじさんと話した。

なんと大阪からだそうで、こんな遠くで神戸と大阪のオッサンが温泉トークかよ。


それはさておき、年に一度、知床の山を歩きにやって来ているとのこと。

数人ずつのパーティに分かれ、20分おきに出発して自然の危険に配慮しているらしいが、自分の班が歩いているときに遠くにヒグマを発見したとこのと。

トレッキングはそこで中断、撤退。
他班にも無線で連絡を入れ、対応を求めたとのこと。

うん、ここはまさに安易に分け入るべき場所ではないんだな。





6/21


朝食は、ここでもイクラ掛け放題!

先日のドーミーインのイクラより、より粘度の大きな濃いイクラ。
ああ、出汁を掛けてすすりたい!

とても美味しくいただきましたが、これだけイクラばかり食べてると、ありがたみが薄れてきていかんなぁ。




この日の行動目標は、オホーツク海沿いを駆け抜けて、夕方までに豊富温泉にたどり着くこと。


まずは、サロマ湖沿岸の北勝水産直売所。







売店では、この冬に買って感動したツブ貝の冷凍を自宅のJKに送りつけ、




ホタテフライバーガーは外せないところだ。

そんなに空腹でない息子と2人で、これまたシェアして食べることに。





広すぎて撮影に資する引っかかりのないサロマ湖だが、へぇ、そんなところがあるんだ?


サンゴ岬というポイントだそうで、Googleマップで見つけた。

マップ上では道はないが、未舗装路を辿れば行き着けるらしい。
あえて行き方は書かないので、興味を惹かれた方はサバイバルラリー的に探して行ってみられたし。

しかし、雨天。


ただ撮っただけの画像を一つ。




サロマ湖畔のワンシーン。

こんな貝殻の山が散見されるのも、らしいなぁ。






昨冬の第二の郷、紋別。

息子は初めて見たことになる、コイツが懐かしい。


夜になると、妖し七変化する巨蟹だ。

手前の草花は、ラベンダーにしては逞しすぎる。
調べたら、ルピナスというそうで。
Lupinus。
語源は Lupin ルパン という説もあるらしい。






ほら、夜はいろいろと化けて出る。



ここからは豊富を目指してひた走る。


白鳥の湖として有名なクッチャロ湖から内陸部に折れ、鹿だらけの寂しい道道84号線を経て、到着したのは、



ここ、豊富温泉スキー場!


コンパクトながら素直なうねりによって滑走者ごとに好みのラインを選べる練習スキー場、しかも全国有数の際立った泉質を誇る温泉付き!
次の冬には是非参戦したいその理由は、まだ他にもある。

みんカラスキー界の隠れた大御所先生のサブゲレンデでもあるからだ。


この日、どうやらご都合が合いそうだったので、半年振りにお顔合わせが叶った。


極北スノーエクスプレスとのランデブー

10分ほど歓談させていただき、握手をしてお別れしました。



冬は、こちらでお世話になります!




その後、ゲレンデ隣のこちらへ移動。


まさに、地方地域のふれあいセンター。

アットホームな食堂に温泉施設を完備した町の憩いの場だろうか。



ここで、今夜の豪華ディナー!


そば、うどん、ラーメン、カレーに混じって、なんと!

普通の羊肉ジンギスカンだけでなく、エゾシカのジンギスカンもいただける。

しかも、このお値段!

2人ともそれぞれを1人前ずつ頼んだよ。


奥がラム、手前の黒っぽい赤身がエゾシカ(鹿ソーセージ付き)。
それぞれ2人前ずつです。



脂控えめなイメージのラム肉だが、鹿の前には脂感が増して感じられる。
食べ比べの妙ですな。

鹿肉、いつも書いているが、火を通しすぎたら焼いたレバー的な食感とニオイが気になるので、できるだけ控えめに火を通したい。

ただし、ごく稀にE型肝炎ウイルスがいたりするので、生肉は勧められない。美味しいんだけどねぇ。

いずれにせよ、息子ともども満腹満足、安価な豪華ディナーになった。



そして、食堂横の通路から温泉へ。


石油系温泉として知る人ぞ知る湯治の湯。
更衣室へ入った途端、灯油に近い鉱物油のニオイが鼻をつき、このクセの強さに嬉しくなってしまう。

一般向け浴室と湯治向けの浴室に別れていて、その本気度が伺える。

石油系温泉では、新潟は新発田の西方の湯に入ったことがあるが、あちらはかなり熱いお湯で、長湯は難しい。

それに比べると、こちら豊富の湯治用浴槽では2時間でも入り続けられるような設定になっている。


かなり派手な刺青をまとったお客が2人いて、はじめはギョッとしたのだが、あ、そうか!

アイヌの人なんだね。なるほど。
近年、トライバルタトゥーという呼び方で、全世界の各民族に伝わる刺青に対して敬意を払って理解しようという潮流も見られるが、ボク自身はそういう地域性や民族性の表現に触れること自体が旅の喜びだと考えているので、実にいい機会だった。


Posted at 2024/06/24 22:22:40 | コメント(9) | トラックバック(0) | | 日記
2024年06月23日 イイね!

初めての6月の北海道②

初めての6月の北海道②

6/20

釧路のホテルを出て、地場のスーパーに。


なんだこの価格は!?
カニもさることながら、昨晩食べたつぶ貝、5個で1000円だったぞ!
まあ、それが商売ってやつだな。



もうね、どこにでもいるね、二次元キャラ。
鬼霧シアンちゃんでした。



市内の歩道橋が異常に立派なのは、暴風雪から歩行者を守るためでしょうな。



この日は、釧路から知床半島へ。
国道272号線をひた走っていると、すぐ近くに

中標津空港があるとのことで、ちょっとだけ寄ってみた。

北海道ローカルの小さな空港、主に新千歳や丘珠(札幌)からのコミューター機を受け入れるが、東京便も1往復稼働しているらしい。

15分ほど待てば千歳からの到着便がくるということで、待ってみることにした。


おー、デハビランドカナダだ!流麗なプロペラ機。
伊丹ー新潟の往復で使ったことがあるよ。



空港から11キロの距離に開陽台があることに気づき、寄ってみることに。


ここもバイク乗りが訪れたいなんかスポットらしい。
なんでも、小高い丘から全周にわたって草原が広がるため、「地球が丸いことを実感できるスポット」と呼ばれることもある。

その展望スポットとして、この円筒形な建物があるわけだが、店内は営業してなかった。定休日ですか。売店や食堂があるみたいなので、ちょっと覗いてみたかったが、仕方ない。

定休日でも、屋上には上がれるということだ。



地球の丸さを感じられたかと問われれば、そんな気もするね、といったところだが、雲の陰影も合わさって立体的空間的な広がりはなかなかのものだった気がする。


それと、東の果てには海の向こうに国後島が見えていたことに少し驚いた。

改めてマップを見てみたところ、

なるほど、国後ってこんなに近かったんだと再認識。
あのロシアの施政下なんだなぁ。
とても不思議な気分だ。


それから16キロほど走り、「天空への道」に。
この地域では、延々と続く直線道路は珍しくないが、そこにアップダウンが加わると、にわかに見応えのある景色になる。


さて、その天空への道の行き止まりの様子だ。
まさに、行き止まり。

そして、振り返ってみる。


実際には、今立っている場所の標高が高く、向こう側は低いのだが、
こうやってトリミングすると、


登り坂に見える感じだね。
ゆらぎ感が味わいというヤツではないか。
自分のバイクでこう撮ってみたいなぁ。



ここからさらに14キロ離れたところに、標津町メロディーロードがある。
アスファルトに刻まれた凹凸をタイヤが拾って出るノイズが音程となり、メロディーを奏でるという、アレだ。

ここでは、知床旅情が奏でられる。
速度が安定しないと、かなり音痴なことになり、笑える。



そんな小ネタ観光を重ね、いよいよ知床半島沿岸に。


見事なしっぽと痩せた毛並みが対照的なキツネ。


それから、海岸線を横目に走っていたら、あれ?


あの鳥、あの凛とした佇まいは、もしかして??


ワシだよね。

オオワシというよりはオジロワシっぽいか。それもまだ白い羽根が散見される幼鳥かな。国の天然記念物。

今回は望遠レンズを持ってきていないのが悔やまれた。120mmでこの程度。
残念。

なお背景の島は、まさに国後島だ。





知床横断道路の東の入口、道の駅知床・らうすに到着。
ここでは昼食の予定だが、海側に煙?

いや、湯気?

近づいてみよう。



テトラポットの間からこんな状態に。
明らかに硫黄臭の強い湯気、すなわち温泉だ。

こんなところから湧いてるの?
もしかしたら近隣の温泉からの排水かも?
よく分からない。


道の駅の2階、知床食堂に向かう。

階段の途中、


おー、クマ、クマ!

いよいよ熊ゾーンに入ったということだな。



この店ではなんでも適当においしいらしいが、ウニ丼を食べたい気もしながら、気になったのが黒ハモ丼というヤツだった。

ウニはもう、予想のつく味。
そうでない、ここだけの味に惹かれたワケだ。



黒ハモ、見た目はウナギの蒲焼きに近いが、やはり淡白な味わい。

冷静に考えたら、これはこれで有りだとは思う味わい。
ただ、見た目から予想されるウナギのパンチが欠けている違和感に、頭がついて行かない不思議さもあったかな。



知床横断道路に入ってすぐ、

知床羅臼ビジターセンターという環境省の啓蒙施設がある。

その裏庭に間歇泉があるというので、見に行ってきた。


40〜120分ごとに噴出するというアバウトさが悩ましい。
結局、1時間あまり待ったかな。



長くなったな、続く!
Posted at 2024/06/24 17:55:43 | コメント(5) | トラックバック(0) | | 日記

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