先日書いたヤマハバイクレンタルのY-AMT(ヤマハオートメイティッドマニュアルトランスミッション、自動クラッチ)車3台が1万円引きに釣られて、息子と二人で借りてみた。

今回借りた2台
元気な並列二気筒 700cc のMT-07と
高品位な3気筒 900cc のMT-09だ。
24時間で17,000円と19,000円のところ、それぞれ1万円引き。
なかなかや。
実はレンタルバイクは初めてなんだな。
ひと様のマシンを傷付けてはならない緊張感。
なので、保険もしっかり付けておく。

レンタル代には任意保険が付属
しかしこの程度の免責金額が設定してあるので、割とビビる。
その免責金額もゼロにする上乗せオプションが・・・

4,000円程度
そして休業保証も免責になるために・・・

1,500円も払っておこう。
MT-09を24時間借りた場合、すなわち
9,000+4,000+1,500=14,500円になった。
ええんとちゃうかな。
それと、各バイクそれぞれに第一運転者・第二運転者を設定できるとのことで、合法的に2人がそれぞれ交代で操縦させてもらえた。ありがたい。
ということで、大阪北部を起点として紀伊半島を走り回ってきた。

先日書いた高速道路大回り〜吹田JCT〜近畿道〜橿原にて1泊
900ccは圧倒的に速いし、加速も滑らかで力強い。
700ccはボクのアプリリアと同等の力感・加速感だが、エンジンの手応えはヤマハの方がスムーズで質感が高い。
アプリリアは低回転と高回転で人格が変わるような面白さ。
なるほど、個性ってヤツだな。
翌朝、奈良発であれば割と余裕ある紀伊半島ツアーができた。

結構走ったなぁ
しかし紀伊半島半周でしかないのか。
案外広い紀伊半島ということもあるが、道によってはかなり細くて曲がりくねって、苔むしていて岩がゴロゴロしている。速度が出ない道も多い。
ひと昔前に比べたら、熊野古道の世界遺産登録以降に道路整備がかなり進んでいて、幹線は走り易くなっているが。

池原ダム駐車場
R169からR425への分岐ポイントで休憩とバイク交換。
青い方が大きなMT-09だ。

どちらもシンプルで軽量なネイキッドモデル

MT-07

MT-09

フロントマスクも瓜二つな姉妹モデルだ

MT-07

MT-09
シンプル過ぎない?
派生モデルはあるけれど、ヤマハ、攻め過ぎ。
カワサキの快進撃をもう少し学ぶべきかも。
肝心のY-AMT 操作部を見てみよう。
オートマチックでシフト操作をやってくれるシステムだ。

BMWのASA(オートマチックシフトアシスタント)同様、クラッチレバーが無いというのが、とにかく違和感。

左手でグリップを握ると人差し指と親指が自然と当たる部分に、シフトセレクターがある
ホンダやBMWのように、左足でシフトペダル操作をする方が違和感はない気がした。
左手でシフト選択をするヤマハの場合、右左折や車線変更でウインカーを操作すると同時に加速やエンジンブレーキを意図したい時に「指がもう2本欲しい!」とか思ってしまった。まあ、慣れるけど。
先進的で新規なシステムの導入だからこそ、旧来の操作から離れて新しく作り込みたいヤマハというメーカーの思想を思った。変態三輪車 NIKEN とかを売り出すメーカーらしいな。
R425はかなりの酷道で、大型バイクでは1〜2速を使ってゆっくりと進む感じだった。
道路の中央にも小砂利なんかが溜まっていたりして、動輪にトルクを掛けるとスモールスリップをする。
こえぇ。
延々と続くそんな425号に気疲れしたころ、こんな滝があった。

不動滝
撮影が悪いので見にくいが、大小二つの滝が左右から一つの滝壺に向かって流れ込むような形状。
疲れた中で、一服の清涼剤のような感覚だった。

こんなところね、分からんか(笑)
三重県道760号に分かれてしばらくすると・・・

魚飛渓の吊り橋

こんな場所、分からんか(笑)

こんな看板があるものだから・・・

息子が言うんだ「なんか動いた!大きい」
え〜、見えへんで。
それにしても・・・

素晴らしい水の青、いや碧だなぁ
なんて思っていたら、あ、確かになんか動いた!

ほらほら、いるよ、何頭も!

コイツらだ(笑)
それから尾鷲にて海沿いに出て、紀北町まで走ってね。

道の駅 紀伊長島マンボウ
トイレ休憩をして、バイクの返却時間18時まであと3時間ちょっと。
んー、下道じゃあ間に合わへんやん。
しゃーないな、高速で行こう!
ワープに次ぐワープ。
900ccは当然、700ccであっても十二分に余裕を持って高速を走り切れる。
共にクルーズコントロールを装備しているしね。

ちょっと寄り道
知る人ぞ知る「青土ダム」だ。

この日は水位が足りず、自然越流のまろやかな放水が見えなかった
ま、また来るよ。
ということで、520km あまりを走った。
暑いよね、37度!
バイクの確かさはヤマハクオリティ。
面白みというより確かな走りに信頼を置ける感覚。
そしてY-AMTのおかげで疲労度は圧倒的に軽かった。
500kmも走ると、右手も左手もそれなりに痛くなるものだが、それがほぼ皆無。
ボッチNinja400さんに強くオススメしたい。
シフト操作は、DCTばりの「カチッ」としたフィーリング。カチッ、カチッ、と音と軽い衝撃がある。
実際には、スイッチ操作をすると瞬時にクラッチが切れて次のギアに入る。それからクラッチがジワッと繋がるのだが、1⇄2速のチェンジならクラッチがグィンっと繋がる間を感じるものの、3速以上ではほぼ瞬間的にクラッチのロックアップまで完了する感覚がある。
本当はDCTか?というくらい、瞬時のシフトチェンジ。
クラッチレバーの操作込みでMTバイクの楽しみがあると思っていたので、もしかしたらバイクの楽しみが半減するのか?と心配していたが、ボク程度のヘナチョコライダーではむしろ、走行中のシフト選択の自由度が増し、別の楽しさを感じるくらいだった。
すぐに買おうとは思わないけれど、いずれ車両の入れ替えを考える時が来たなら、こういうオートマチックにシフトを操作できるマシンは積極的な選択項目として見なしても良かろう。