先日、フェラーリ本社から Welcome back というタイトルのメールが来て、多分、ローマ・スパイダーの生産枠が確定したんだろうと思っていたら、追ってディーラーのオート・カヴァリーノさんからも「仕様決めをしましょう」との連絡が入った。
4月上旬にデポジットの300万円を入れて半年。いよいよ前に進むことに。
オート・カヴァリーノは神戸のフェラーリ正規ディーラーだ。
六甲アイランドに大きなショウルーム/整備工場を有する店舗があるが、昨今の超高級自動車ディーラーの店舗展開の例にならって、都市中心部や繁華街に小振りだが極めてハイセンスなブティックを配置するため、三宮の真南に「神戸ブティックショウルーム」を設置した。
なんでも、予約している1組さまのためだけに営業をしているそう。うへぇ!この日この時間、ボクのためだけに??超恐縮です。
新港地区と呼ばれるこの界隈は、明治以降の国際港湾らしく神戸税関があったり、倉庫があったりと、歴史的というか古ぼけた迫力に近寄りがたさを覚えさせられたエリアだったのだが、再開発がかかった今ではオシャレなデートスポットの仲間入りを果たし始めている。
その一角には、オート・カヴァリーノの親会社GLIONグループが存在感を示していて、フェラーリやBMWのショウルームとかオシャレな飲食店なども出店している。
この日、ボクはアバルト695でお伺い。駐車スペースはBMWの前に。
おおお、なんという迫力!
新しい「7」だ!!すごいなぁ。
手前のアバルトの遠近感を打ち消すデカさ!
そういや、ボクが免許を取って一番最初に運転した車が、750iLだった。
免許取得したその晩に三宮で食事してたのだが、同席していた社長がボクの免許取得を知ると「じゃあ運転しろ」とか無茶振りして運転させられたという訳だ。
まさにこの場所のすぐ裏にある阪神高速 京橋入口から短い合流レーンを猛加速させられたことを思い出した。もう30年近く前かぁ。
その750iL。
BMWとして初めての5L V12エンジン。「絹のように滑らかな」という文言がカタログに載っていたことを覚えているが、シルキーシックスならぬシルキー12だ。
なおこのエンジンはBMW伝統の直6を並べたもので、エンジンに不具合があるときは、片バンクの6気筒だけで動くことができる、とか。
そして、不具合の多いエンジンだったことも有名だ。
余談だった。
BMWすぐ隣のフェラーリ オート・カヴァリーノに入る。
ロッソ(赤)な812、ヴェルデ(緑)のローマの2台が迎えてくれる。
その奥には、大きなモニターやポスターで囲まれた談話スペースがあり、
次いで、仕様決めのためのステアリングやホイール、皮革、シートなどなどが並んでいる。
4月、担当さんと軽く話していた「ブルーの車体にクレマ(クリーム色)とかビアンコ(白)のシート、幌も明るめ」という粗仕様のローマ・スパイダーが、モニターに映っている。
撮影、難しい。真っ赤な壁面に液晶モニター越しの原色の車体、テカリ反射などのせいで、ホワイトバランスが盛大に狂っている。
なお、ダッシュボードやドア内側トリムなどは、担当さんが仮で濃いめのタンカラーをアサインしてくれていた。
さあ、ここから磨き上げていくぞ。
続く!
ブログ一覧 |
F02:ローマ スパイダーを買ってみよう | 日記
Posted at
2023/10/25 03:15:19