スーパーキャパシタ(EDLC)取付
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
以前、ホットイナズマを始めとした、いわゆる「キャパシタチューン」がありましたが、
最近ではより蓄電容量の大きい、EDLC(電気二重層コンデンサ)を使用したものが主流となっているようです。
電源の安定化をメインに、おまじない程度に作ってみることにしました。
使うキャパシタは、ビシェイ社 3.0V 60F(60ファラド)のEDLC(電気二重層コンデンサ)です。
2
データシートがあるので、そこから使うキャパシタの情報を拾います。
また、みんカラやネット検索等で他の方の記事を参考にさせてもらい、キャパシタ1個にかかる電圧を均等配分させるためのバランス抵抗の値を算出しました。
3
ユニバーサル基板にキャパシタとバランス抵抗を組みました。
キャパシタはプラス・マイナスの向きがあるので、逆にしないよう注意が必要です。
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以下参考に、今回の例では、
・電圧:バッテリー13.8V/使用数6個 =2.3V
・容量:60F/使用数6個 =10F
・最大リーク電流:300μA(データシートより) →10倍の余裕を見て3mA(0.003A)
バランス抵抗は、2.3V/0.003A=766Ω ≒近似値の750Ωを使用しました。
最大ピーク電流は、データシートで85℃条件下で30Aとあります。
4
配線には、必ずヒューズホルダーを電源のプラス側に付けておきます。
(保護スイッチの代わりとなります)
完成したら、車に取り付ける前にキャパシタを充電する必要があります。
先ずはヒューズをヒューズホルダーに取り付けます。
電源には手持ちの12V ACアダプター(電流の取れるトランス式のもの)を使い、
電流制限用に12Vの電球を直列に繋いで充電しました。
電球はルームランプ等でOKです。
電球が消えたら充電完了です。
短絡防止のため、ヒューズホルダーからヒューズを抜きます。
5
ケースはホームセンターに売っていた手頃なものを使用しました。
配線をバッテリーの端子に繋ぎ、最後にヒューズをヒューズホルダーにセットします。
ケースはバッテリーに強力両面テープで固定しました。
キャパシタは必ず事前に充電してから取り付けます。
6
取り付け後は変速時のショックが軽減され、マイルドな乗り味になりました。
なお、当初10Aのヒューズを付けていましたが、いつの間にか切れていたので、
現在15Aのヒューズに替えてみました。今のところ問題なさそうです。
製作したユニット自体の発熱もそれほどないようです。
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