ルーフライト（作業灯）の配線変更

シミュレーターではルーフライトの外側と内側にそれぞれオフディレイタイマーをつける配線を考えていました。アクセサリー電源に入った瞬間の発光だけであれば態々２つもオフディレイタイマーを使わなくても、２極のオフディレイタイマー１つで大丈夫であろうと考えて配線しました。
ところが実装してみるとルーフライトの内側だけを点灯させることが、出来なくなってしまいました。

少し配線図を見つめて、手持ちの部品でなんとかなりそうな気がして来ました。思いついた配線図が、これです。
ルーフライトの外側と内側それぞれのスイッチを入れた時に流れる電気を、両方ともオンディレイタイマーの信号（１４番）ピンへ流します。
これを単純に接続するとルーフライト外側のスイッチを入れた時に、内側の配線にも電気が流れてしまい内側のルーフライトも同時に点灯してしまいます。また内側のスイッチを入れると今度は外側の配線にも電気が流れ、これまた同時点灯してしまいます。外側、内側どちらかのスイッチを入れると、ルーフライトの４灯すべてが同時に点灯することになりそうです。
そこで、互いの配線に電気が流れ込まないように整流ダイオードを入れて問題解決をはかりました。
青枠部分を作成すれば、今ある配線に割り込ませることが出来そうです。

テレビを見ながら作成した青枠部分の配線です。

ごちゃごちゃしていますが、作った追加配線を実装した写真がこちらです。
動作確認の結果も良好でした。アクセサリー電源が入って直後の一瞬の点灯もなく、ルーフライトの外側、内側のスイッチをそれぞれ独立して（制約なしに）取り扱えるようになりました。
これで消灯、外側２灯のみ点灯、内側２灯のみ点灯、内外４灯同時点灯の４パターンがすべて選べるようになりました。