バッ直室内配線とネットワーク設置
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
パワーケーブルの室内配線とスピーカーのクロスオーバーネットワークの設置を行いました。
2
TS-Z900PRSに付属するツイーター用のネットワークです。
かなりでかいです。
3
アクティブ接続で使用するので、取説通り四隅のネジを外して中にある金メッキの端子金具を青い位置に2つともずらします。
初期設定は、赤枠のパッシブに取り付けられているので2つともネジを緩めて赤枠から青枠の位置にずらします。
(写真は左側だけアクティブにずらしたものです。)
4
付属のY型端子をスピーカーケーブルに電工ペンチでかしめてネットワークに接続し、運転席下のスペースに2個とも設置しました。
リヤシートの温風の出口は避けています。
スペース的にはギリギリでした。
この時ツイーターからのスピーカーケーブルの長さが余っていたので30〜40cm程度カットしました。
これでも作業できるくらいの長さは余ってます。
(ツイーターからのケーブルは3Mを準備しました。)
5
つぎにバッ直配線をラゲッジまで引き込みました。
最初は、純正配線に沿ってラゲッジ内装の内側経由で隠そうとしたのですが、パワーケーブルの長さが足りない可能性があり、やむなく助手席脇を通しました。
バッ直用のケーブルは5mを準備しましたが、内装の内側を通してスッキリさせるには、6mのケーブルを用意しないと無理っぽいです。
ただパワーケーブルは、長くなればなるほど許容電流値が落ちるので、2AWG×6mではアンプのスペック的に過大電流が流れて危険な状況になる可能性があります。(よっぽど無いと思いますが。)
6
リヤシートの下側からラゲッジに通してます。
7
つぎにアース用のケーブルに丸型端子を取り付けました。
最初はシートベルトアンカーに共締めでアースしようと思いR38-12サイズの丸型端子を圧着しました。
圧着に使用したのはAmazonで購入した中華製油圧圧着工具です。
人生初圧着でしたが簡単に圧着できました。
が、アース用のケーブルは1mしか購入しておらず、シートベルトアンカーからアンプ設置場所までは長さが足りなかったので他のアースポイントを探すことにしました。
8
ラゲッジ左側の内装の裏側に純正のアースポイントっぽい場所を見つけたので、こちらからアースに落とすことにしました。
最初に圧着した端子を切り落とし、ポルトサイズからニチフ端子工業の裸圧着端子(R形 丸形R38-8S)を圧着し直しました。
9
中華製油圧圧着工具はダイスを適切なサイズに交換するのですが.サイズ表記が数字となっています。
画像の表から35のダイスで圧着しています。
10
2AWGのケーブルを選択した理由は、アンプに刺さっているヒューズの合計が170Aとなり、上の表から判断しました。
170Aも流れることはないと思いますが、ケーブル能力を超えて最悪火災になる事を避けるためです。
表はIASCAルールブックの抜粋です。
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ラゲッジルームの左側の内装裏に純正アースポイントと思われる箇所を見つけましたのでこちらにアースケーブルを取り付けました。
とあるプロショップによるとアースは純正ポイントにつないだ方が良いとのことでした。
絶縁スリーブは付けていますが、デッドニングした際の制振シートとの接触が気になって吸音材の端材を貼り付けています。
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ラゲッジの内装とリヤサイドの小物入れの間に僅かな隙間がありそこからアースの配線を引き込みました。
2AWG以上のサイズの場合は内装をカットする等の加工が必要だと思います。
また、このままではラゲッジボード下の物入れと干渉してボードが閉じないのでカットすることにしました。
小物入れはきっちり元の位置に収まっています。
13
カットに使用したのはホームセンターDCMオリジナルブランドの発泡スチロールカッターです。
熱で発泡スチロールを溶かしながらカットするものですが、すごく簡単にカットできました。
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バッテリー側のケーブルも同じように通しておきました。
今回はここまでです。
配線をどこに通すか考えながら作業していたので4時間位かかりました。
配線を通す場所が予め決まっていればそんなに時間はかからないと思います。
気温も上がってきて良い汗かきました。
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