フロントドライブシャフト(CVジョイント)ブーツ 交換その1
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
8月くらいに応急処置をしておいたブーツを交換することに。
やっと作業に適した気温になってきました。
まずはセンターキャップを外します。
2
ハブボルトを外します。六角17mmです。
ここは200N・mと+αで締め付けられているため、長めのスピンナーハンドルが必須です(怪力除く)。
緩めたらボルトは抜かずにそのままにしておきます。
500mmのスピンナーハンドルを使用。
画像は右側ですがハブボルトを緩めたらタイヤを外してエンジンを掛けてハンドルを左に切ります。
左側の場合はハンドルを右に切っておきます。
3
この作業の難所。
ヒートシールドの取り外し。
六角6mm×3ヶ所。
1/4の400mmのエクステンションやユニバーサルジョイントを駆使してボルトを外します。
だいぶ年月が経っている車両なので相当な固着です。
緩めるにはスピンナーハンドルが必須です。
4
ヒートシールドを外したら(画像なし)次はドライブシャフトとデフの接続部のネジを外します。
トリプルスクエアM10×6ヶ所。
ここも相当な固さでスピンナーハンドルは必須です。
因みに下に潜らなくても外せます。
5
ネジが取れました(画像は右側)。
図示している辺りの隙間へドライブシャフトのインナー側をずらしておきます。
次にドライブシャフトを外すために抜かずにそのままにしておいたハブボルトをハンマーで車体側へ叩きます。
するとアウター側が抜けるのでドライブシャフトを取り出すことができます。
6
珍しい?ドライブシャフトを取り外したデフ側の様子。サビサビです。
7
右側は撮影を忘れたので画像は左側のドライブシャフトです。インナー側の応急処置の甲斐あってグリスの飛び散りは最小限です。
8
破けてはいませんがインナー側のブーツがヤバい☆
アウター側の状態と比較すると恐らく新車から1度も交換してないっぽい・・・
9
ブーツバンドを取り外し中の様子を見てみると・・・
グリスが死んでいます。
恐らく新車から1度も交換していないと思われます。
10
トリポードジョイントを覆うハウジングはハンマーで叩けば外れます。
トリポードジョイントはCリングで止まっているためCリングを外します。
Cリングを外したら三又のギヤプーラーを掛けてトリポードジョイントを抜き取ります。
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インナー側をバラしたところ。
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ハウジングはサビを落としてシャシーブラックで塗装しました。
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インナー側の部品はマイレ。
マイレ部品番号:1004950015
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各部品を清掃後、組み付け。
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インナー側のブーツはトリポードジョイントの形になっているので合わせてからブーツバンド小をカシメます。
トリポードジョイントにグリスをたっぷり塗ります。
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ハウジングをハンマーで叩きこんで組み付けます。
ブーツバンド大をカシメて完了。
インナー側はこれで終了です。
※重要保安部品のDIY交換は自己責任です
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