• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ラッツのブログ一覧

2023年08月31日 イイね!

【ZC33スイスポ】サイレンサーシート フロアへの施工について考える(その③)

【ZC33スイスポ】サイレンサーシート フロアへの施工について考える(その③)







その後また一週間様子を見ましたがやはり私が望む上質な乗り味ではないので、
結局フロアに施工したサイレンサーシートは全て撤去する事にしました。
あくまで推測ですが、現行スイフトの軽量かつ高剛性の新プラットフォームは
太いメンバーによって前後方向に力を逃がす為、横方向は柔らかくあえて
撓らせるような設計になっていると考えられます。
この為、フロアを無闇に固めてしまうと応力がうまく分散されなくなってしまい
結果的に乗り心地、ハンドリングを悪化させてしまったのかもしれません。



ただ、サイレンサーシートをすべて剥がしフロアを元の状態に戻しても気になっ
ていたロードノイズの問題は解決されませんし、軽量な制振材を使うのであれば
剛性が上がるような事もないだろうと考え、代替措置としてレジェトレックス
を貼る事にしました。









こちらが施工後の状態(最終形態)です。
レジェトレックスのサイズ自体が小さく、また枚数も少ないので鋼板を叩いても
音はそこそこ鳴ってしまいますが、制振材で板鳴りを抑えるというよりは、
フロア全体の鳴りが均等になるように施工したイメージです。

フロアの制振材をレジェトレックスに変更した事で、サイレンサーシートの時に
感じたデメリットの部分はすっかり消え去りました。
勿論、遮音性能の部分ではサイレンサーシート程の強力さはありませんが、
それでもシート下付近から発生する不快な音は消してくれているようです。
むしろレジェトレックスの”軽さ”がよい方向に作用している様子で、剛性感が
アップしている割にはフロアの嫌な固さもありません。
路面のギャップを乗り越えた際の振動もサイレンサーシートよりもマイルドな
印象ですし、低下してしまった直進安定性も元の感じに戻りました。
微振動やフラツキも一切感じなくなりましたし、前後サスペンションの動きにも
重厚さが戻り、時速40kmくらいで流していても車体が路面に吸い付くように
走っている感覚です。
オーディオについても消えてしまった中低域の響きが見事に復活しました。
Posted at 2023/08/31 21:03:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | スイフトスポーツ | クルマ
2023年08月30日 イイね!

【ZC33スイスポ】サイレンサーシート フロアへの施工について考える(その②)

【ZC33スイスポ】サイレンサーシート フロアへの施工について考える(その②)







サイレンサーシートを運転席及び助手席のシート下フロアに施工し、一週間乗り
ましたが、どうもシックリきません。
乗り出して二日目には体も慣れ違和感は多少減りましたが、フロア剛性を上げた
メリットよりもデメリットの方が気になって仕方ありません。
走行中、常に細かなピッチングを感じでしまい乗っていてとても疲れます。(汗)

フロアに施工したサイレンサーシートを全撤去すれば当然元には戻るのですが、
じゃあシートの大きさ(重さ)を変えたらここからどう変化するんだろう?と
興味が沸いてきましたので、もう少し検証を続ける事にしました。







こちらが減らした状態です。
スクエア形状で貼っていたサイレンサーシートを逃がしのある形状にカットして
貼り直しました。
要は整備マニュアルに準じ施工し直した形になりますが、リア足元に貼っていた
シートも同時に撤去しています。
糊があまり強くないので、ヒートガンで少し温めるだけで簡単に剥がせました。

さて、挙動の変化ですが乗り出してすぐゴツゴツしていた嫌な感じが無くなって
いるのがわかりました。
最初は「もうこれで決まりだろう!」と思ったのも束の間、翌日にはもう違和感
を覚えるようになっていました。
サイレンサーシートのサイズを小さく軽くした事で前回よりもフロア剛性は大分
減ってはいるのですが、フロント及びリアサスがフロアに負けてしまっているか
のような感覚です。
まるでサスペンションメンバーをゴムを介してマウントしたかのような気持ちの
悪い挙動を示すようになりました。(汗)
また、オーディオについても相変わらずで、デッドニングし過ぎた車両のように
ドアスピーカーがまったく鳴らず音質は最悪です。
Posted at 2023/08/30 22:30:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | スイフトスポーツ | クルマ
2023年08月22日 イイね!

【ZC33スイスポ】サイレンサーシート フロアへの施工について考える(その①)

【ZC33スイスポ】サイレンサーシート フロアへの施工について考える(その①)







リアフロアパネルへの施工が思いの外好印象だったスズキ純正サイレンサーシート
ですが、色気を出してフロアパネルにも貼ってみる事にしました。
施工部分は整備マニュアルにならって運転席及び助手席のシート下フロアです。

カーペットを捲ってみると、中央付近にコーキング材(前後方向に)のようなモノ
が盛ってありました。
恐らくサイレンサーシートの代用で施工されている防振材だと思いますが、1gでも
重量の増加を抑えたいが為の策なのでしょうか?



ここのフロアもリアフロアパネルと同様に鉄板がベコベコです。
多分、体重のある人が乗ったら簡単に変形してしまうでしょうね。(汗)
叩くと”カンカンカン”っと甲高い音が響きますので、防振・防音対策をする上で
この部分はかなり重要なんでしょうね。





サイレンサーシートを400mm*300mmくらいのサイズでカットし貼り付けた状態です。
リア席足元辺りにも合わせて貼っていますが、フロアを叩いても”コンコン”と
デッドな感じになり、音が響かなくなりました。

さて、効果は以下の通りです。
サイレンサーシートをリアフロアパネルに施工した状態からの変化になります。

【メリット】
 ・ドアを閉めた瞬間、室内の静けさが増している事を感じた。
 ・エンジンをかけた際、施工前は運転席の真横付近まで音が反響して聞こえて
  いる感じがあったが、施工後は前方のダッシュパネル付近から音が出ている
  ような感じになった。(室内の反響音が激減した)
 ・走行中も室内が静かになった感じがする。また、段差を乗り越えても、ボディ
  へ伝わる衝撃がマイルドになった。
【デメリット】
 ・直進安定性が低下し、クルマがふらつく感じ。また、ステアリングレスポンス
  が大幅に悪化した。(曲がらないクルマになった)
 ・フロアの剛性が上がった事でフラットライド感は増したが、常に嫌な微振動を
  感じるようになった。
 ・シートから身体に感じる振動も増え、乗り心地が悪化した。
 ・オーディオの音が悪くなった。(中低域の響きがすっかり消え去った)

ちょうど強化ブレースを取り付けた時と同様の変化で、乗っていて非常に疲れます。
残念ながら私の求めている上質な乗り味とはかけ離れてく結果となりました。(汗)
Posted at 2023/08/22 20:14:36 | コメント(3) | トラックバック(0) | スイフトスポーツ | クルマ
2023年07月30日 イイね!

【ZC33スイスポ】スモークフィルムの施工

【ZC33スイスポ】スモークフィルムの施工







スイスポを購入してすぐにバックドアのみスモークフィルムを施工したのですが、
今年は暑さに耐えきれず、リアドアにも施工する事にしました。

当初、リアドア2枚は透過率46%の薄いスモークにするつもりでしたが、実際に
ガラスに合わせてみると殆ど色が付きません。(汗)
バックドアの透過率が20%のスモークなので、3枚とも濃さを合わせるのがベター
かもしれませんが、サイドはあまり濃くしたくはなかったので、間を取って30%
にしてみました。





肉眼で見るともう少し薄く見えますが、濃すぎず薄すぎずちょうどいいのかな?
と思っています。
外気温38℃の中、乗ってみた感想はやはりフィルムが貼ってあると後ろからの
日差しが痛くなく、エアコンの効きも安定している感じがします。
感覚的なものなので感じ方は人それぞれだとは思いますが、ガラスが黒いと
見た目が引き締まって、少し高級感が加味されるような気がします。
Posted at 2023/07/30 22:28:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | スイフトスポーツ | クルマ
2023年07月09日 イイね!

【ZC33スイスポ】スロットルバルブの清掃

【ZC33スイスポ】スロットルバルブの清掃







最近になって、発進時1000rpm付近で段付きを感じるようになってきました。
特にエアコンを常用するようなって以降、その症状が顕著になってきたのですが、
1500~2000rpmのトルクの出方にもムラがあるような印象でした。
私は1速から2速へのシフトアップを大体3500~4000rpm付近で行いますが、いくら
丁寧に繋いでもシフトショックが発生するようになっていました。
また、近頃アイドル時のスロットル開度が12.5%(無負荷時)を表示するように
なってきましたので、これはもうスロットルバルブを清掃するしか対処方法が
ありません。
実は前回清掃してから10000kmくらい走行していますので、そろそろやらなきゃ
とは思っていたのですが、面倒で放置していたのが実情です。(汗)

ところで、”ZC33を1速で4000rpmまで引っ張るの???”って驚かれそうですが、
私が通勤で使うバイパスは日本で5本の指に入る程平均速度の速い国道の為、
その辺でシフトアップしないと周りのAT(CVT)車の加速に付いていく事が出来ず、
出遅れてクルマ1台分の車間が空こうものなら、間髪入れずに前に割り込まれて
しまうという事情があります。

<参考までに>
スロットルバルブにカーボン汚れが堆積しますと、アイドル時のエア流量が減少
してしまう為、従来のアイドルスピードコントロールバルブ(ISCV)を持たない
電子スロットル車両ではECUがエア量を増やそうとしてメインスロットルのゼロ点
を学習し勝手に補正してしまいます。
当然、低速での燃調がズレますので、先述の段付き症状やトルクムラ等、何となく
エンジンの調子が悪くなります。

こちらは作業前の状態です。
バタフライバルブの周囲が薄っすらと黒くなっています。
ご存じない方は大した汚れじゃないよって思うでしょうが、これが影響大なんです。



今回は高価ですが成分の優しいワコーズの専用クリーナーを使用しました。
クレのエンジンコンディショナーと比べ、嫌な臭いがあまりしません。(爆)



バタフライバルブ周辺にクリーナーをかけてしばらく放置すると、堆積したカーボンが
流れ出てきました。
クリーナーを大量に吹きかけてしまうのもあまりよくありませんので、この後、ウエスに
クリーナーを浸み込ませ、ひたすら拭き取る作業に徹しました。



小一時間放置し、溶剤が乾いた事を確認し、パーツ類を元に戻します。
エンジンを始動し、水温が70℃くらいになった時点で既にスロットル開度が11.7%
を表示するようになりました。
このまま乗っても問題はないのですが、念の為、水温が90℃付近まで上がった
ところで電子スロットルの初期化を行っておきました。



さて、清掃後の変化ですが、1000rpm付近でのスロットルレスポンスが大幅に
改善されました。
清掃前は1200rpmくらいからトルクが急激に立ち上がる為、発進の際、クラッチ
ワークに少し神経を使う感じでしたが、清掃後はトルクの段付きが無くなり、
とてもスムースな発進が出来るようになりました。

また、これはアールズECUの性能によるものだと思いますが、1500~2500rpm付近
のトルクが大幅に増え、以前では感じなかった加速Gを感じるようになりました。
Posted at 2023/07/19 21:44:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | スイフトスポーツ | クルマ

プロフィール

「[整備] #スイフトスポーツ 「RRP ステアリング・ギアボックス・スペーサー」の取付 https://minkara.carview.co.jp/userid/371397/car/2857329/8251019/note.aspx
何シテル?   06/01 17:39
初めまして、ラッツ<RATSBANE>と申します。 ノーマルの持ち味を生かしたライトチューンを心掛けています。 どうぞ宜しくお願い致します。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/6 >>

1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     

リンク・クリップ

Jelkuz(海外製) TPMSの設定方法(自己製作♪取扱説明書) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/09/21 21:34:23

愛車一覧

スズキ スイフトスポーツ スズキ スイフトスポーツ
10年振りのMT車ですが、久々にワクワクするクルマに出逢えたような気がします。 とても完 ...
トライアンフ スピードトリプル1050 トライアンフ スピードトリプル1050
3気筒独特の排気音に魅了されました。 下からフラットなトルク特性はノンビリ走ってもストレ ...
スズキ スイフト スズキ スイフト
諸事情によりAT車に乗り換えなければならない必要に迫られ、スイフト・スポーツ(以下、スイ ...
スズキ スイフトスポーツ スズキ スイフトスポーツ
2008年12月に購入したスイフトスポーツSリミテッドです。  ヴィッツ1.5RSからの ...

過去のブログ

2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation