リアゲートダンパー取り付け④
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
続きです。
干渉問題もありましたが、次は試作品を取り付けます。
手順は変わらないので、ダンパーだけ交換します。
交換後、アシスト状況を見ます。
先程の失敗から学んでボルトの山が干渉しないか慎重に確認・・・大丈夫なようです!
2
と思って何度か開閉していたら、リアゲート側のステーでダンパー固定個所が折れました!
どういう事!?
良く調べたら、画像の〇個所はステーに溶接で後付けされていたみたいで、その溶接がしっかり付いていないようでした。
その証拠にステーからクッキリと〇穴が見えるのですから、私も溶接経験者なので見てわかりました。
この様な状態で油圧の重みを耐えたら折れますよね。。。
この時点で私の心も折れかけてしまいましたよ( ;∀;)
だから最初に物を見た時に「何だか曲がってるな~?」と不思議に思ったのですが、まさかの不良だったのね(ノД`)・゜・。
3
では気を取り直して、駄目なら駄目なりに組み合わせます。
まず折れた試作品用のステーを現行品に交換して再チャレンジします。
が、試作品の様に設計されていないのか、ダンパーの固定金具がステーと干渉して締まりません。
4
干渉個所を確認するとステー側に干渉痕がくっきりと残っていました。
5
なので、余っているシリコンワッシャーを2枚重ねでクリアランスを持たせ、この状態でようやく取り付けすることができました。
取り付けての感想は最後のまとめにて。
6
これが今回付属された取扱説明書です。
英語で書かれている上に、手書きなのでいまいち理解しにくいとAmazonで叩かれているものになります。
確かにわかりずらいかも知れませんが、私は絵で何とか理解して取り付ける事が出来ました。
まっ、確かにボンネットダンパーの様に日本向けに取説があった方がいいかもしれませんが、メーカー側からすれば大変ですから、最低限絵の改善だけでいいのでは?w
それとこの説明書きで付け足してほしいのは、「ダンパーを入れる際はテール部のステーを緩めてから入れる」ですかね。
7
最後にまとめです。
今回のリアゲートダンパーのモニター商品ですが、まとめるとこの様な感じになりました。
①各ステーは試作品の方が良品。
ダンパーを取り付ける所がねじ切り加工されていないので、ストレスなく稼働させることができる。
また、それにより経年劣化による錆びが発生しづらい設計。
②現行品のテールランプ側のステーは使用できない。
今回ボルト山がボディに干渉し傷が付いてしまいました。
私の車じゃないのに・・・
あと5㎜程短いといいのかなと。
これは即改善させてほしいですね。
③試作品のテール側ステーは改善が必要。
今回数回ダンパーを開閉しただけで、ステーの固定個所の根元が折れました。
これはしっかり改善する必要がありますね。
④テール側ステーにダンパー固定の際、ダンパーが入らない。
ステー固定後だとボディ側と接触してしまい固定できません。
よって、ダンパー固定金具の頭をもう少し小さくするか改善が必要。
あと少しなんですが、奥まで入りません。
⑤試作品の付属品ボルト関係は良品
どちらとも、可動部の固定用ボルトには緩み止めが用意されてますが、試作品側は更にフランジボルトなどでボディへの傷つき防止など考えて用意されており改良が施されている。
⑥新旧ダンパーの比較
どちらのダンパーも、四苦八苦してですが何とか取り付けできました。
両方を使用し比較してみましたが、現行品のダンパーより試作品ダンパーの方がアシスト力が弱いです。
特に、ロック開閉時に「ガチャン」と言ってリアゲートが開いた際、自重では降りてきません。
なので、更に1工程増えて「手で下す」作業が必要となりました。
現行品は逆に強くて、開いた瞬間最後まで自重で降りてきます。
降りてくるスピードは試作品がアシスト力が弱いので早く、現行品はアシスト力が強いのでスローです。
よって、現行品の方が現実的に安全に利用できると思いました。
以上です。
今回協力して頂いたインスタの「lux_8wr」さん、朝早くから本当にありがとうございました。
8
追記、動画UPしました。
動画は試作品のダンパーです。
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