風前の灯なのか…

こんばんは、kazunariです。



　昨日のブログで小林可夢偉の来シーズンのシートがスポンサーがないと苦しい事を書いたのですが、ザウバーおじさんは来シーズンのドライバーに現リザーブドライバーのエステバン・グティエレスとフォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグが候補やと示唆してるようです。我らが可夢偉はリストから外されてる…出処がゴシップネタが得意なジャーナリストなんでまだ噂ばなしの段階でも、こうやって具体的な名前が出てくるのは『火のないところに煙は立たない…』って奴なんで信憑性は高い気がするし、こういうのが出るといよいよって感じがします…

　確かに大口スポンサーのテルメックスの影響を受けてのメキシコ人ドライバーを昇格させるのも分かるし、ザウバーおじさんも以前からヒュルケンベルグに才能を買ってたんでラインナップとしては可能性が高いのは事実でも、あれだけ今シーズン苦しいながらもキラリと光る走りを魅せて鈴鹿ではその集大成みたいな熱い走りで鈴鹿を盛り上げたのに…彼の才能を認めて後押ししてくれるパーソナルスポンサーがないという現実を見せつけられた気分で悲しいね。一発逆転でマッサがフェラーリをクビになってそこに可夢偉が抜擢されるという夢物語もあったけど、マッサが鈴鹿で好走したからホンマに夢物語になってしまった感じです。

　今の日本企業も何か内向きで景気の良さそうな企業って浮かばないもんね。昔の広島カープじゃないけど、サーキットに行った人が樽の中にお金を募金する『樽募金』したところで追いつくような額じゃないし…F1と日本との距離がますます遠ざかってしまいますよ。これがもしホンマやったら、来シーズンは可夢偉の走りをF1で見ることができなくなるんだよな…来年の鈴鹿に日本人ドライバーがいなくて外車に乗った外国人たちのサーカスになっちゃうのはホンマに悲しいです。何とかならないもんなんでしょうか？





AUTOSPORT webからの引用です…

　ペーター・ザウバーは、現リザーブドライバーのエステバン・グティエレスとフォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグが2013年のレースドライバー候補だと示唆した。YallaF1.comが報じている。

　メキシコ人ドライバーのセルジオ・ペレスが来季はマクラーレンに移籍するため、メキシコ企業のテルメックスから支援を受けるザウバーチームは、ペレスと同じメキシカンのグティエレスを来季レースドライバーに昇格させるとみられている。

　また、現在チームのエースドライバーを務める小林可夢偉は、2013年の残留条件としてチームにスポンサーを持ち込むことを要求されているため、来季のシートは不確かな状態だと認めている。

　そんななか、ペーター・ザウバーに近いBlick紙のベテラン記者、ロジャー・ブノワは、グティエレスとヒュルケンベルグが来季ザウバーのドライバー候補と語ったと、YallaF1が伝えている。
「Blick紙がすべての可能性に言及していると思う。それ以上に疑いはない」

　ザウバーは11日、チーム代表にCEOのモニシャ・カルテンボーンが就任することを発表した。
「身を引かなければならない」と、ペーター・ザウバーはBlickに語っている。
「だが、私が興味を失ったと思っている人がいれば、それは全くの誤りだ」と、現在もチーム株式の3分の2を保有する同氏は今後も取締役会の会長としてチームに留まる。

　ザウバーは、可夢偉が鈴鹿で表彰台にのぼるのをスイスで見届けた時に、ポジションを譲ることを決断したと述べた。
「そうだ、その通りだ」と彼はブノワに語っている。