弾丸TRG東北の目的は震災復興状況の視察、帰りに常磐道のSAでみん友さんと再会し福島の現状を聞いた、帰還困難地域、途切れた常磐線、あちこちに設置された放射線量測定装置、、20時をすぎたところで別れ、そのときはそのまま常磐道で
まっすぐ帰るつもりだった、、
ところが相馬南インターですぐに下りることに、先で車両事故があり通行止めになったというのだ、迂回方法を料金所で尋ねると国道6号線に出て南下し、看板が出るから富岡インターがすぐわかるという、、しかし暗い見知らぬ土地でナビなし地図なし、あっとう間に迷った、、クルマ通りはわずかにあるが人の気配はなく、店もない、人家の明かりもまばらだ、、走り回ること約1時間、何とか6号線にたどり着いてインターを目指したが、みえる看板は双葉町、浪江町、福島第一原発、、
ここは帰還困難地域の真ん中なんだ、、暗闇には道路や民家、施設を封鎖しているバリケードばかり浮かぶ、歩行者は立ち入り禁止、自動車は停車できず通過するしかない、
闇の向こうには誰も住んでいない、こんなところでクルマがとまったらと思うとぞっとした、時間が過ぎていく、、、
そして昨日、おはみなに福島のNCがひょっこり現れる、、さっそく当時の様子をうかがう、すると
とんでもない話ばかり、いわれのない風評、隣県でガソリン給油を断られた、事故が元で家族が離散した、結婚が破談になった、他県で買い物に出てクルマにもどってきたら「福島に帰れ」の落書き、、ほかのみん友さんから聞いた話、、海外では何より原発事故の報道ばかりだった、直後の成田空港はひどい出国ラッシュだった、、
常磐道でまさかの通行止めと迂回、そしておはみなで福島からの参加者、、
不思議な力で自分がそこに引き寄せられた思いだ、、ずっと考えている、この先、住民は生きているうちに町に戻ることはできまい、あの町は死んでいる、、
日本は福島をぜったい忘れてはならない、福島を抜きに日本を語ることはできない、、叫
ブログ一覧 |
閑話休題、独り言 | 日記
Posted at
2018/11/06 00:07:10