第4回 妙高はねうまクラシックカーレビュー その3
投稿日 : 2017年05月29日
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ホンダ・N360
名車スバル360から、販売台数で首位の座を奪った車で、360ccながら4サイクルで31psを発生し、115km/hの最高速度を誇りました。
またFFレイアウトの恩恵は大きく、居住スペースが広いうえに、走行安定性も高かったことから、一大センセーションを巻き起こしました!
そして現在、ホンダのプレミアムな軽「NーONE」のモチーフとなった車でもありますね!
2
ホンダ・スポーツ800
エスハチの愛称で親しまれたこの車は、800ccながら70psの高性能ぶりを発揮しました!
縦置きされた水冷直列4気筒DOHCエンジンをフロントに積み、デフから先の動力伝達に2本のローラーチェーンを用いる後輪独立懸架が主な特徴でした。
レースでは、ヨタハチの良きライバルであり、数多くの死闘を繰り広げたことは、数多くの伝説を生んだと言われています。
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ホンダ・スポーツ600クーペ
S500の後継として昭和39年にデビューし、S500同様の水冷直4 DOHCエンジンで、ボア、ストロークともに拡大した606ccとしたAS285E型へ変更されました!
当時の日本車としては珍しいDOHCと4連キャブレターを装備し、606ccという限られた排気量の中で、4連キャブレーターや等長エキゾーストマニホールドに当時のホンダF1の雰囲気が読み取れるクルマでした!7
4
いすゞ・ピアッツァ・XSターボ
117クーペの後継としてデビューしたのがこのクルマで、いすゞの乗用車の中で唯一、ディーゼルエンジンのラインナップがなかったモデルでした。
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ルノー・5(サンク)ターボ2
通常のサンクではFFですが、エンジンを本来リアシートがある位置に搭載し、サスペンションも前後ダブルウィッシュボーンにされていました。
誕生した背景には「モータースポーツでの活躍が何物にも勝る新車の宣伝活動になる」と、'70年代中盤のルノーにとってもそれは至上命題でした。ヨーロッパで人気の高いラリーにおいて、傘下に置き、大活躍していたアルピーヌA110に代わる新しいアイコンたるモデルの登場したのが、このクルマでした!
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5(サンク)ターボⅡの特徴は、なんといってもこのブリスターフェンダーと、リアシートをぶっ潰してまでミッドに搭載したエンジン!
当時のWRCに参戦するために生産されたホモロゲーションモデルで、同じフランスのプジョー・205ターボ16のライバルといえます!
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ランボルギーニ・カウンタック・LP500S
同社のスーパーカー「ミウラ」の後継としてデビューしたのがカウンタックで、車名のCountach(クンタッシ)とは、イタリア北西部ピエモンテ地方の方言で「驚き」を表す言葉で、カウンタックと呼ぶのは日本だけで、LP500Sとは、ミッドシップ縦置き(Longitudinale Posteriore )、「500」は10倍にして排気量(cc)を示ます。
マルチェロ・ガンディーニによるデザインは世界に衝撃を与え、1970年代後半から1980年代の日本におけるスーパーカーブームの火付け役となったのは、言うまでもありません!
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低く構えた車高、太いタイヤ、巨大なウィング、シザードアと呼ばれる前ヒンジで車体前方に上がるドアなど、今日のランボルギーニ車の特徴ともいえるクルマでもあります!
ちなみにランボルギーニは、フェルッチオ・ランボルギーニ氏が興した自動車メーカーで、もともとはトラクター製造会社で、現在もトラクターは生産されており、日本でも購入は可能です!
エンブレムに描かれている闘牛は、ランボルギーニ氏が牡牛座だったことと、ライバルのフェラーリ社の跳ね馬が速さを象徴することから、パワーで対抗する意味も込められて、闘牛のエンブレムが採用されたと言われております!
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