第4回 妙高はねうまクラシックカーレビュー その4
投稿日 : 2017年05月30日
1
フェラーリ・512BBi
BBとはベルリネッタ・ボクサー(Berlinetta Boxer )の略で、「2ドアクーペ」「水平対向エンジン」を意味し、512は5L12気筒エンジンを意味しますが、名前ではボクサーとなっていますが、実際は180度角のV型12気筒エンジンが搭載されています。
発売された1976年当時は、フェラーリにおいてフラグシップモデルとして君臨したクルマで、日本における”スーパーカーブーム”で、ライバルのランボルギーニ・カウンタックと共に、当時の少年たちの憧れの一台となったクルマでした!
2
シボレー・カプリス・クラシックコンバーチブル
アメリカのGM社が生産していたフルサイズセダンのオープン仕様で、写真のカプリスは1975年式の最終モデルで、この年を最後に2ドアオープンである、コンバーチブルはラインナップから消滅しました!
その為に生産台数は8,350台に過ぎず、貴重なコレクターズアイテムとなっています。
3
リンカーン・コンチネンタル
フォードブランドにおける高級車ブランドで、ブランド名の由来は、創業者が尊敬していた第16代アメリカ合衆国大統領、エイブラハム・リンカーンにちなんだものであります。
全長5850mm、全幅2024mmという巨大なボディは、生産された1970年代のアメリカの精神を思わせるもので、エンジンも6600ccのV8エンジンが搭載されておりました。
4
ダッヂ・チャージャーR/T
440Cin(7210cc)のマグナムV8エンジンに、独特な外装が与えられたモデルで、今でもチャージャーを特徴付けるものとして人気が高い一台です!
この第一世代チャージャーはスティーブ・マックイーンが主演した1968年の映画『ブリット』にも登場、ワイルドスピードシリーズにおいて、主人公の一人ヴィン・ディーゼル演じるドミニク・トレットの愛車としても、登場しています!
5
フォード・マスタング
フォード初の小型車「ファルコン」をベースにしたスポーティカーで、バランスのいいスタイリングや巧みなマーケティングで発売当初から高い売れ行きを記録しました。
67年モデルは映画「ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT」で緑色に白のストライブバイナルで、他には浜崎あゆみの「NEXT LEVEL」のPVには、赤のコンバーチブルが登場しています!
6
フィアット・850・ベルリーナ
1955年にデビューした小型車600(セイチェント)のレイアウトを踏襲しつつ、ホイールベースを延長し、エンジンを843ccにまで拡大し、出力を600の21馬力から34馬力(ノルマーレ)または37馬力(スーパー)に強化、車体後部はノッチバックとされて普通乗用車らしく見えるようになっていました。
また、チューニングの神様と呼ばれたカルロ・アバルト氏によって、チューニングされたスペシャルモデルが作られ、中にはDOHC1592cc150馬力エンジンを押し込め、最高速度210km/hとした「アバルトOT1600」のようなモンスターも存在しました。
7
ビュイック・スーパー8
アメリカのGM(ゼネラル・モーターズ)における、大衆車向けのブランドであるシボレーよりも上級の中級車ブランドに位置付けられています。
それまで直列8気筒エンジンを搭載してきたスーパー8ですが、写真の1953年式モデルにおいては、新開発のV8エンジンが搭載されていました。
8
BMW・2002
1966年から1977年にかけて製造、販売していた小型2ドア・セダンで、日本では「マルニ」の通称で呼ばれています。
世界初のターボエンジン搭載車もこのクルマで、元々ターボが航空機技術だった為、前身が航空機エンジンメーカーだったBMWにとって、それまで培ってきた技術を生かすには、うってつけだったと言えます。
現代のBMWにおいて02シリーズの系譜は、2シリーズが担っております。
ちなみにBMWとは、「バイエルン地方のエンジン工場」を意味する「Bayerische Motoren Werke」(バイエリッシュ・モトーレン・ヴェルゲ)の頭文字が社名の「BMW」のロゴは、前身だった航空機エンジンのメーカーに由来し、バイエルンの青空を飛ぶ飛行機の回転するプロペラを意味したエンブレムといわれていました。
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