グローブボックス照明取付

暖かくなってきたので、ずっと構想だけで終わっていたグローブボックス照明の取り付けを行いました。ボックスの開閉に合わせて照明がOn/Offするようにしてあります。

この前に事前準備を行っていますが、それは関連情報URLをご参照下さい。

グローブボックス周りを外す為に、まずボックス下の内装パネルを外します。写真は取り外した後のものですが、赤丸３か所のファスナーを外せばOKです。

写真の赤丸５か所のT20トルクスねじを外します。下側の２か所は真下から留めてありますが前面から見える▽印が位置の目安になります。ねじを外したら残りは爪で留まっているだけなので、力を入れて引き出します。グローブボックス枠にはハーネスが２つ繋がっているので、これらを外せば完全に取り外すことができます。

写真では既にグローブボックス単体が外れてますが、外さなくても枠と一緒に外せます。

グローブボックスの開閉スイッチにはエーモン3229を使います。ワイヤは約40cmのところで切断しギボシ端子を付けます。そして枠の右側内壁にこのような位置で取り付けます。付属のテープで留める前に仮留めして対向する磁石との位置関係を充分に確認し、かつボックス開閉でOn/Off動作することをテスターで確認します。Off時はおよそ1MΩ以上の抵抗値になります。
因みにスイッチのワイヤに極性は無い様です。

スイッチに対向する磁石はグローブボックスのこのような位置に設置します。矢印の向きが間違っているとお思いになるかもしれませんが、これでOKです。理由は枠に取り付けたスイッチ側に対して裏返っているからです。

アースは赤丸部のボルトで取ります。丸端子で0.75sqワイヤを約50cm引き出します。反対側はギボシ端子です（写真右下に見えます）。

電源はF12ヒューズから取ります。この詳細は関連情報URLを参照して下さい。

ここで使っているのはエーモンE512です。電源取り出し線が下側に来るように取り付けます。電源が来ているのが下側だからです。エーモンE512に付属する管ヒューズは5Aですが、そこまでLEDは電流を流さないので手持ちの1Aヒューズに交換しておきました。

LEDはエーモン1807を１つ、図の赤丸の位置辺りの裏側に付けます。1807のワイヤの先にもギボシ端子を付けておきます。

各種ワイヤをギボシ端子で接続し、グローブボックス枠に繋がっていた２つのハーネスを元に戻して、グローブボックスと枠全体をインパネに取り付けます。

使用部品はエーモン3229, 1807,E512。他に丸端子・ギボシ端子・0.75sqワイヤ・絶縁テープ等です。

回路構成はこの図の左側四角内の通りです。図の右側にはスイッチと磁石の取付位置関係の説明がありますが、赤字で補足している取付でも問題無く作動します。