目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
先日、エアコンのスイッチを押したらコントロールパネルが脱落、陥没状態に(^^;。
ケースを外してみると、4本ある止めビスのケース側ボスが全て割れていました(泣)。
手元にあったUV硬化型樹脂で接着・再建を試みましたが上手くいかず、ケースを交換する事にしました。
取り寄せで、発注してから3週間ほどで手元に来ました。
2
ボスは段付き状になっていて、エアコンのコンパネの穴をここに入れた上でビス止め、なのですが、このビスが短くて肉厚の薄い印籠部分にしか効かず、ここがコンパネの重量を支える様な感じになっています。
この為、上側2本だけ少し長めのビスに交換し、リブ付きの台座状になっているところまで届かせてここで支える様にしました。
下はボスが短くてケースまでの距離が少ない為、長いビスを入れるとケースの表面を突き破ってしまうので、止むを得ずそのまま短いビス、としました。
3
ケース+エアコンのコンパネを外します。
エリ・エクのエアコンケースはスナップ・インで、強く手前に引けば外れてきます・・・の筈です(^^;。
各線はこんな感じでばらばらと各スイッチにつながっているので、全部抜き切ってしまう前に接続場所の識別をしておいた方が良いと思います。
4
コンパネ表面の、すぐに点灯しなくなる、と評判のELパネル、自車のものも不点灯になっていたのでついでに交換します。
ロータスからはELパネルは単体部品として出ず、スイッチ類込みのコンパネ・アッセンブリとなり、4万円くらいします。スイッチの機能は生きているので、社外品としてリリースされているパネルに貼り換える事にします。
不点灯はELパネルが原因の場合とELの発光の為のインバーターが原因の場合があるそうです。切り分けて確かめるには、点灯する事がわかっているELパネルをつないでみるのが確実ですが、できなかったのでとりあえずELパネルだけ調達してそれに賭けました(^^;。
手元に来たELパネルをつなぐと点灯したので一安心。
純正のELパネルを剥がします。何か強力な接着剤で着いている様でなかなか手間ですが、端からカッターの刃を入れて浮かせ、あとは画像の様にめくりながら、剥離部に出てくる糸引き状になった接着剤を少しずつ、糸を切る様にして進めました。
剥がすのが面倒でしたら、純正のELパネルの上から被せて貼ってしまっても良いかも(^^ゞ。
※追記
ヒートガンで炙ると簡単に剥がれるそうです(^^)。
5
上が社外品、下が剥がした純正品です。今回、Yahoo! オークションから黒を購入しましたが、タイミングによってはカーボン柄なども出品されている様です。シルバーは、今のところは無い様です。
6
コンパネの素地を均してELパネルを貼り直します。元の接着剤がまだかなりの接着力で残っていたので、そのまま使いました。
各ダイヤルの軸方向の位置は突き当て等では決まらず自分で加減して調整、の様なので、薄紙でシムを作ってそこに当てる様にしてから締め、シムを外せばパネル面から僅かに浮いた位置で止まっている、という様にしてみました。
7
購入したELパネルのコネクタは矢印の部分が高くてコンパネ側のジャックのストッパーに強く当たり過ぎて奥まで差し込み切れなかったため、少し削りました。
8
後はコンパネをケースにビス止めし、車体側と結線してケースを元の位置に押し込めば完了です。
パネル、各ダイアルのインジケーターも無事、光る様になりました(^^)。
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