2009年12月28日
エコの行く先 ホントに二酸化炭素のせい?
エコでないクルマに乗っているのは重々承知しております。
しかし、言い訳ではないですが、
「地球温暖化の原因が、すべて人間の出す二酸化炭素のせいである」という説には、大変にギモンを感じております!
ちょっと長くなりますが、興味のある方はお付き合いください。
最後にも言いますが、自分は「各論反対、総論賛成」です。(笑)
自分の勝手な考えですが、この「地球温暖化二酸化炭素原因説」には、
捕鯨反対運動と同じような意図を感じます。
現在、人間の出す二酸化炭素は、地球上を循環している二酸化炭素の0.6%という数字が出ています。
循環分の0.6%ですので、実は、炭酸カルシウムなどの化合物として存在したり、海水に恒常的に溶け込んでいる量など、地球上に存在する分を考慮すると、人間の出す分の割合はもっと少なくなります。
こんな少ない量をどうこうして、温暖化をとめられるのでしょうか?
二酸化炭素は、地球温暖化の原因のひとつではあるかもしれないが、
最大の原因であるかどうかはわからないのです。
それなのに、
二酸化炭素を減らさなきゃ、今にも地球が滅びるぞ、という脅しにも似たキャンペーンは何なんでしょう?
これに反対する人には、「将来の地球がどーなってもいーのか!子供たちの住めない地球になってもいーのか!」といえば、黙らざるを得ません。
XXX学会というようなところは、なんでも発表できると思ったら全く違って、主催者の意図と反する論文は採用されないようです。
反対派は締め出しをくらい、それでも言おうとすれば「地球がどーなってもいーのか!」です。
つまり、
「地球温暖化二酸化炭素原因説」に反対する学者の意見は、なかなか表に出てこれません
じゃ、なんでそーまでしてなの?、どーして政府が後押しするの?というギモンに、自分なりに答えを探してみました。
かなりイー加減かもしれませんが、
近代の歴史の流れの中で、経済の主たる形態を3段階に自分勝手に分類しました。
最初は
第二次大戦までを植民地経済
植民地を持ち、そこから得られる原材料を加工して売って利益を得る
2番目は
冷戦終結までを戦争経済
戦争、軍需産業を中心に経済がまわる
そして現在が環境経済
へと移行させられようとしていると思われます。
「環境」をネタに経済をまわしていこうとする考えです。
もともと、「地球温暖化二酸化炭素原因説」は、イギリスの経済学者の説が発端だったようで、
気象学者や科学者の言い出したことではないようですよ。
植民地はもはやない、戦争ももうからない、じゃーエコだ、という考えです。
その証拠に、コレを積極的に進めているのは、先進国の中でも、資源輸入国のイギリス、フランス、ドイツ、日本などです。
資源を持ち、エコに頼らないでも経済をまわせて、巨大軍需産業の貯金で食っていけるアメリカ、ロシアは今まで、とても消極的でした。
(ところが、ここへ来てアメリカは少し考えを変えてきましたが。)
エコはカネになります。
すごいお金がもう動いてますよ、排出権取引として、エコ関連商品として。
エコ商品は無条件で売れます。
ハイブリッドカーなんかいい例ですね。
政府も、意図があるから、ガンガンバックアップ、優遇します。
資源の無い日本が、これからも世界の中で現在の経済的地位を保っていくには、先端技術を生かせるエコを前面に押し出し、「新興国に対抗して生き残るには、これしか道はない!」という政策にするのもやむをえないと思います。
これが二酸化炭素削減を推し進める各国政府の本当の意図ではないでしょうか。
二酸化炭素が温暖化の主原因でないなら、いくら減らしても温暖化は止まりません。
10年後、20年後にそれは明らかになるでしょう。自分も確証はありませんが。
でも、先進国の経済は、エコでムリヤリてこ入れしないとどうにもならず、中国など新興国に追い抜かれるのは時間の問題です。
つまり、自分は、二酸化炭素主原因説は反対ですが、化石燃料を減らす方向は国益のために賛成ということで、「各論反対、総論賛成」です。
やっぱ自分も含め、日本人はがんばって、新興国に負けず、産油国に頼らない国を目指すのがベストと思います。
温暖化はどうなるかわかりませんが。
じゃーランサー廃車にする?というのは別の問題・・・(弱い)
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つれづれに | クルマ
Posted at
2009/12/28 21:59:47
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