BMW(純正) IBS マイナスバッテリーケーブル  

2023.08.17

調べたことを、一部ですが共有しておきます。


バッテリー上のフューズBOXターミナルが溶解して、周辺を新品にして動作確認中に、何度かマイナス端子をガチャガチャしてたら※IBS（Intelligent battery Sensor）が飛びました😅

意外と手荒く扱う方多い(私も)と思いますが、調べると結構デリケートな部品でサージングや既定トルク以上（5Nm)で締め付けるといとも簡単に壊れます😅
純正品とOEM(hella製)があり、私はバッテリーフューズBOXのトラブルで、電装系全部配線チェックしていた為、不要な確認作業をしたく無くしたいが故に、高価な純正品を購入しました。

純正品（61127616199）は5万円もします😇
Hella製は3.5万円



real OEMでの品番情報やディラーの品番情報リストもバグっており、品番でかなり迷走しました。要は、私の車にはIBSが付いてないことになってたので。。
バグってるのはE82のN54搭載車のみで、海外サイト漁りまくりました笑
セットで、バッテリーフューズBOXの品番も迷走し苦労しました😇

E系の車両はCCC/CICナビ搭載車にIBSが搭載されてます。

最新品番のIBSを買うと、コネクター形状が変わっているため、アダプターも購入必要です。
別のパーツリストで更新しておきますので、参照下さい。


※IBSとはバッテリーの使用状況（電圧、電流、バッテリー温度）をBSD（Bit Serial Data）のシリアル通信でDMEへ送信しバッテリーの使用上状況を把握し、バッテリーの充電時のオルタネーターの発電制御の最適解、燃費向上、バッテリー残量小の場合、必要最低限ECUのみ生命維持させるかどうかの判断材料にも使われるみたいです。

が、、故に、バッテリー交換したらバッテリーの種類や容量をDMEにコーディングが必要です。
でないと、DME内のバッテリー状態の推定演算値がそのまま継続されてしまい、初期値がリセットされず、古いバッテリーの状況でオルタ発電してしまい、新品バッテリーをダメにしてしまいます。

IBSが壊れやすいの設計上の問題で、BSD シリアル通信するためのマイコンに対して、サージング対策が一切されてない事と、マイナス端子のネジをオーバートルクで閉めるとマイコンが破壊されます笑
また、高価な理由は、電流計測までコレでしてるので、シャント抵抗とかも入ってるので、お値段が高いんだと思います。