アバターを抑えてアカデミー賞を受賞したことに納得できた。元々、娯楽作品より社会派作品などが受賞することが多いけど。「俺達、こんなに頑張っているんだぜ。もっと頑張ろうぜ」的なイメージが強く、アメリカの自慰を観せられたような気はする。地獄のような戦地の「極一部」は見られたのだろう。あくまでも極一部。それでも自分は絶対行きたくない所、行ったら即死にそうな場所だとわかる。吐き気がするほどに。頻繁に自爆・攻撃が行われるような状況では、アメリカがあそこにいる限り、あそこの問題は永久に解決しそうにないと思える。しかし、撤退したところで解決もしないだろう。戦地となる場所が変わるだけ。そもそもの原因を作った欧米の連中は、解決できると思っているのだろうか。また、どう解決するつもりなのだろうか。それはそれとして、狙撃戦はかなり緊迫感があって手に汗を握り良かった。