
昨年、イタリアに出張したついでに、ピサの斜塔が倒れるのをちょっと支えてきました、、、、(しーん)、、、、
しょうもない話はさておき、ピサの斜塔に来る観光客のほとんど全員が塔を支えたり、倒そうとするポーズで写真撮ってるんであまりにもありがちだし、イタリアまで来て
阿波踊りはしたくないなということで、こんな写真をパチリとしてみたわけです。 (でも、冷静に考えるとこの写真撮ってるときのおいらのポーズもきっと珍妙だったはず。高さを合わせるために中腰で、右手を突き出してぶつくさ独り言言いながらカメラ構えてるんだから、、、)
斜塔といえば勿論このピサが有名ですが、イタリアの街を歩いていると、結構な確率で傾いた塔に出くわしたような気がします。イタリアの地盤が弱いのか、それともイタリア人気質で建物を造ると、ある高さ以上になるとどうしても傾いてしまうのか、、、
印象に残っているのは、ヴェネチアのブラーノ島の教会塔です。この島は漁師の島で霧のなか、夜に帰ってくる漁師が自分の家を間違えないように、運河に面したそれぞれの家をカラフルなパステルカラーで塗り分けてあり、なんとも不思議な可愛い空間になってます。その運河からすぐのところに斜塔があり、これがたぶんピサよりも傾いてるぐらい。近い将来には倒れてしまうのではないでしょうか。 (そういえば、チェコのプラハは「City of 100 Spires - 百塔の街」の異名を持ち実際に沢山の尖塔がありますが、傾いてるものはまず見当たらなかったです)
さて、ヴェネチアでは水上バス(ヴァポレット)の乗り放題チケットを買って思いっきり乗り倒しました。狭い路地を迷子になるつもりで歩き回るのも楽しかった。 ローマ~フィレンツェ~ヴェネチア~ミラノといった都市間移動には、ネットでも予約ができるESという高速列車を使うのがお勧めです。さすがイタリアで、列車内の食堂車のメニューがとっても質素ではありながらおいしかった。車窓からの景色を眺めながらワインを飲んでご機嫌さんで移動できます。
イタリアは何度行っても、また行きたくなります。去年は出張の数ヶ月後に改めて旅行に行きました。ローマも素晴らしいですが、ヴェネチアの奥まった運河沿いの歴史のある小さなホテルに泊まったりすると、「いったい自分は今どの時代のどこにいるんだろう」という不思議感につつまれます。
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Posted at
2009/08/28 20:13:59