
昨夜、ワールドカップの日本対カメルーン戦を見ていてふと気になりました。
「そーいやー、前回のワールドカップは確かマスターカードがPricelessとか言ってやたらと広告してたのに、いつのまにかVISAになってるな」
ちょっと調べてみると、過去16年間にわたりワールドカップの公式クレジットカードはマスターカードがスポンサーをしていたらしく、そこにVISAが食い込む中でマスターカードがFIFAを訴えるなどの泥沼の戦いになっていたとのこと。
いやあ、こういう場外の死闘ってのも外野としては面白いもんです。2010に続く2014もVISAで決まっているらしいですが、その次はまた仁義なき戦いになるのでしょうか?
ところで、VISAとマスターってそういう互角の勝負をするぐらいのイメージなんですが、実際どっちが大きいのかなって興味が出てきたので手元にあった資料で調べてみました。
VISA:発行枚数17億枚、取扱高4兆1870億ドル
マスターカード:発行枚数9.8億枚、取扱高2兆5330億ドル
ちなみに他のメジャーカードも見てみると、
アメックス:発行枚数9240万枚、取扱高6830億ドル
JCB:発行枚数6097万枚、取扱高879億ドル
ダイナース:発行枚数700万枚、取扱高300億ドル
へ~~。VISAの方がマスターの2倍近い規模だったんですね~。同じぐらいかと思ってた。オリンピックに続き、ワールドカップも公式スポンサーになり、VISAはますます拡大するのかも。マスターカードも全力で巻き返しを進めるだろうし、これからも面白そう。
ついでに、各社のカード1枚当たりの取扱高をザクっと見てみると、
VISA:2,463ドル
マスター:2,582ドル
アメックス:7,392ドル
JCB:1,442ドル
ダイナース:4,286ドル
結構カード会社ごとに違うもんですね。VISAとマスターはほぼ互角。アメックスは欧米でのコーポレートカードと出張での需要が全体を押し上げてるのかな?JCBはそもそも現金主義かつコーポレートカード需要の少ない日本が主体だから控えめなんだと思います。ダイナースはやはり少数精鋭で良い顧客にフォーカスして頑張ってる感じですね。
な~んて、日本代表の皆が頑張ってるのを横目で見ながらワケのわからないことを考えてました~。
まずは一勝、おめでとうございま~す!!
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Posted at
2010/06/15 11:11:59