
BMW好きの方なら覚えているかもしれませんが、2007年に発表されたBMW CS CONCEPTには当時衝撃を覚えました。サイドのシルエットが、とにかく純粋にカッコいいと思ったのを覚えています。顔つきはちょっと変でしたが。
当時の紹介としては、7シリーズと基本骨格を共有した4シーター4ドアグランツアラーというようなものだったと思います。当時の7シリーズは、賛否両論というか、否定的な意見も多かったクリスバングルデザインのE65がまだ現役で、とても同じ骨格でのデザインとは思えませんでした。
その後、リーマンショックなどを経てこのコンセプトはお蔵入りとなったようですが、B8のスペックを見ていて、「CONCEPT CSを現代に蘇らせたのが8シリーズグランクーペではないか」と思うようになりました。7シリーズと共通の骨格の5m超えの4座グランドツアラーというのは、まさに8シリーズグランクーペそのもの。
そして、デザインのフォルムを比較してみると素人目にはとても似通っている部分が多いと思います。特に、流麗なサイドビューや斜め後ろからの美しさ。比較画像を貼ってみます。
当時、CS CONCEPTにワクワクした身としては、15年近く経ってそのシルエットがより洗練された形で現実のものとなり、さらにアルピナマジックのかかったバージョンまで存在するというのは、とても嬉しいものです。
ん〜、でもやっぱりコンセプトカーだけあって、CS CONCEPTの流麗さには流石の8シリーズも敵わないな〜って、コンセプトカーなんだから当たり前か。多分ヘッドクリアランスや後部座席の居住性とかは無視されているんでしょう。でも、(顔は別として)純粋にカッコいい。
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BMW | 日記
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2021/10/10 15:22:36