今日は、サイコーに気持ちの良い秋晴れの1日でした。こういう日にちょっとオープンで走るだけで、カブリオレを買って良かったと改めて思います。昼間はコットンセーターだけでちょうど良い。
今日の相棒は、オリエントの海外モデル、ワールドタイムのローズゴールドPVDです。秋の日に、良い雰囲気のあるこういう時計はよく合いますね。オリエントの海外モデルには、魅力的な時計がたくさんあるので、時々海外の時計屋さんのサイトを覗いてはポチッとやってます。本当は海外出張や旅行の時にそれぞれの街の時計屋さんで宝探しみたいに買うのが一番ですが、それはコロナが一段落するまでお預け。
この時計は、海外の都市名が3文字の略号になっています。大抵の大都市は想像つくのですが、よくわからないのは南米から大西洋あたり。RIOはリオデジャネイロでいいですが、SCLがサンチアゴははじめて知りました。相当調べないと分からなかったのが、その隣のSGSとPDL,
SGSは、サウス・ジョージア・サウス・サンドイッチ諸島という、南大西洋の南極よりにポツンとあるイギリス領の島で、PDLはポルトガル領アゾレス諸島にあるポンタ・デルガダ空港のことでした。他に何もない大西洋上の時間帯なのでこういう場所しかなかったんですね。何かの機会があれば行ってみたいものです。
もう一つ気付いたのは、以前はHKGだった時間帯が、BJSになっていること。そう、香港ではなく北京になっているんです。オリエントはこれまで世の中の流れに逆らって?香港表記が多かったように思いますが、いよいよ北京になりました。セイコーエプソンの100%子会社化の影響もあるかもしれません。
前にも書きましたが、10年ほど前までは殆どのワールドタイムウォッチが香港をGMT+8の代表都市にしていましたが、最近ブランドによっては北京にしているところがあります。有名どころではヴァシュロン・コンスタンタンのオーヴァーシーズワールドタイムや、IWCのパイロットウォッチワールドタイマーが、香港ではなく北京を採用しています。パテックは比較的最近まで香港でしたが、現在のモデルはみな北京となってしまいました。
時計メーカーにとって世界最大の市場となった中国本土の消費者に受け入れられるように北京表記になったのでしょうが、最近の香港の苦境と合わせて、なんとも悲しい気持ちになります。台北には、香港の後に続くようなことだけはないことを願ってます。
このご時世に、あえて台湾/台北表記のワールドタイムを出すところがあったら、買いたいなあ。
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2021/10/28 22:25:15