
こんばんは、takerです。
まず、タイトルを見て不謹慎だ!という批判はちょっと待って欲しい。とりあえずブログの内容を読んだ上で批判するなりしてください。内容は…ちょっぴり真面目です。
本題に入る前に…こういう考えに至った経緯は色んな方のブログを見たからです。そして俺なりに思ったことを書かずにはおれなかったので綴ってみようと思います。
(トラバ元主様、ブログ内容参考にさせてもらいますね。)
この記事は、
あまりにも馬鹿馬鹿しくてについて書いています。
まずはこの方の記事を見て、
「そうだそうだ!」と共感を覚えました。ただ、ひとつだけちょっと考えが違うと思ったのは最後の一文。
>贅沢は敵
いや…戦時中ちゃうし…。確かに、主様の仰るように不必要なものを買い溜めするなんてのは賢い選択とは言えないと思います。だけど、贅沢全てが敵かと言えば俺は違うと思います。うーむ、これだけではちょっと言葉足らずですね。
じゃあ、次の主様の記事を参考にしながら、俺が何を言いたいのかもうちょっと言葉を足してみます。
この記事は、
自分にはこれくらいしかできません><について書いています。
>メイドには無償で働けと言えないですし、サーキットにも使用代を払わないといけません。
>楽しみながら募金できるのがいいかなと
これくらいしか出来ない?何言ってるんですかとても立派なことですよ。口先ばっかりで行動を起こさないやつよりかは何倍もマシです。開催そのものを中止して義援金に回せばいいんじゃないか?という意見もあるでしょう。
でもそれはあくまで意見の一つであって、正しいとは限らない。何故ならみんなが娯楽まで自粛してしまうと、
>イベントを全て中止にすると経済が回らなくなります。
まさにこの言葉通り。被災を受けなかった人だって日々の生活があり、生活にはお金がかかります。
そして経済が回ることによって支援が出来るんです。
これでも少しわかりにくいですかね?では次の主様のブログも交えて俺の考えを書いてみます。
この記事は、
ゲームメーカー各社が続々と義援金などの被災地救援策を発表について書いています。
あかべえそふとつぅGJすぎるだろ…。知らない人の為に説明しますと、エロゲメーカーの経済事情は皆が思ってるほど裕福じゃありません。多分、数多くのタイトルを出して1本あたり1万本も出荷すれば大ヒットと言えるんじゃないでしょうか。R18作品ですから購買層が限られてますからね…。俺妹みたいに妹がガチでエロゲ―やるっていうシチュエーションは皆無ではないにせよそうとう稀だと思いますし。
1本のゲームを制作するのには、
・シナリオライター
・原画師
・プログラマー
・デバッカー
・声優
・広報
最低これだけの人員が必要です。俺は専門家じゃないのでこれくらいしか思い付きませんが、実際は下請け等も含めてもっと多くの人が携わっているでしょう。そして全てにおいて経費
(人件費等)がかかってます。そしてソフトが売れたらそれが全て利益になるわけでなく、そこから諸経費を差っ引いて、残った利益から次のソフトの開発費を引いたのが純利益になるわけです。
ソフト1本当たりの価格を7,800円とします。あかべえそふとつぅは
1,000万円を寄付したということですので、
7,800円×1万本=780万円
7,800円×2万本=1,560万円
上の式は売価ですので利益じゃありません。素人考えですが推測するに、おそらくソフトの3~4本相当の開発費は吹っ飛んでるでしょう。これからもヒット作品を出し続けなければならないという重いプレッシャーがかかっていると思います。
だがそれでもやった、やり遂げた。本当に心の底から尊敬する。だからこの人達の生活の為に俺はファンクラブに加入し、エロゲを買って売上に貢献しよう!ちょうど3/24に新作も出ることだし。
そのエロゲ買う金を寄付しろよ!
いやはやもっともな意見です。ですが敢えて反論させていただく。
ここから先は人によっては不快になる内容です。なので引き返すならココです。
本当にいいんですか?反論しますよ?
覚悟出来ましたか。かなり極論になりますが、まずは直接寄付しない理由について簡単に図にするとこうです。
俺(エロゲ購入者)>>>>>>>あかべえそふとつぅ(企業)>>>>>>>日本赤十字社(義援金受付)
つまり、俺という消費者が無駄使い
(贅沢)をすることによって、企業の利益となり企業は利益の一部を義援金というカタチで復興に役立てる。だって、実生活においてエロゲいるんか?と言われれば生活する上では
”必要ないといえばない”ですからね。
しかし上の図のように考えると、先ほどの
贅沢が全て敵かと言われれば否と言えるんじゃないかと。そしてまた、間接的に俺のお金が役に立つことにならないか
(経済が回る的な意味で)。
そしてもうひとつ。
”ヒト”が
支援をしよう!と思うのには何が必要と思いますか?この際モラル的な考えはおいておいて極論すると、それは
”経済的なゆとりであり、心のゆとり”です。中には自分の生活を犠牲にしてでも支援をする人もいるかもしれません。
でも、俺から言わせるとそんな人は
”ヒト”じゃないです。俺らと同じ括りにするのは逆に失礼です。そういった人達は
”聖人”とか言われる部類の人です。前にも言ったと思いますが、俺は
”偽善者”なのでとても真似出来ません。そういうのは出来る人に任せておけばいい。
それはヒトだけじゃなくて企業についても同様です。これから就活する人には是非とも覚えておいて欲しい。俺も面接の時に面接官に問われたことがありますから。
『企業の存在意義とは何ですか?』
それは、
”利益を生むこと”です。企業とは究極では利益を生む為だけの存在です。利益の生み方は形のないサービスであったり、物品だったり、情報だったり様々ですが、
それ以上でもそれ以下でもありません。当然利益が出なければ企業としては成り立たなくなりますよね。 参照元が多すぎてトラバ出来なかったんですが、だから
みんカラ+が通常営業してることに対して不謹慎だなんだと騒ぐのはちゃんちゃらおかしいんですよね、俺から言わせると。
そして、誰も言わないので批判を承知で言わせてもらいますが、普通の人なら誰だって
自分で汗水垂らして稼いだ大切なお金は自分の為だけに使いたいですよ。あるいは家族の為、親の為、親戚の為、大切な恋人の為、親友の為、仲間の為…色々幅はあるでしょうが、突き詰めると自分に縁のある人…自分の為です。
でも、人道的に支援をしたいっていう気持ちにも嘘はない。しかしながら、そういう気持ちが生まれる為にはやっぱり
”ゆとり”が必要なんですよ。
それに、自分が苦しい思いをしてまで支援をする自己犠牲的な支援の仕方はおそらく長続きしないです。いつも通りに生活し、ちょっと贅沢をして、自分の生活の楽しさを損なうことのないゆとりを持って、そして支援も継続的にしていく…直接的に募金活動しなくても、お金を使えば巡りめぐって復興の役に立ちますって。
もちろん直接募金をすることも大事ですし、とてもいいことですよ!俺も僅かな額ですが募金もしました。でも自分の楽しさを全て削ってまで全額募金をする必要はないということです。
これはあくまで俺の考えなので、正しいか間違ってるかはわかりません。でもこういう考え方もあるということは知っておいて欲しいし、こういう考え方だと
「支援をしなければ!」
というある種の強迫観念に駆られたような気持ちから少し楽な気持ち…
”心のゆとり”になりませんかね?
takerでした。
P.S
今回のあかべえそふとつぅのGJさ、誰か痛車で実現してくれないかな?もっと宣伝したげてよこの企業。
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Posted at
2011/03/16 23:11:06