1/24 Porsche 962C 1987 Kyalami 500km Bob Wollek

久しぶりにアップする、自作モデルポルシェ962C、Reji Modelからデカールが発売になっていましたので、4月に入手し早速製作してみました。

何度か世界選手権で開催されたキャラミでのレース、1987年の500㎞はノン・チャンピョンシップレースです。
ヨーロッパで活躍する多くのチームが招待されましたが、TWRジャガー、ブルン、ザウバー等はエントリーしたもののキャラミには来ませんでした。

主要チームは、ヨースト3台、クレマー2台、RLR1台、ダウアー等の62CやムッサトのランチアLC2と多数のC2カーも出場しました。
2レースの2ヒート制レースでした。
予選結果は、ヨーストレーシングのキャメルカラ-962Cの2台、クラウス・ルドビクとボブ・ウォレックがフロントローを占め、ヴァイドラー/フーシェのクレマー、ヨッヘン・マスのRLRポルシェ962GTI〈ロスマンズカラー！〉が続きました。

レースはスタートから2台のヨーストの962Cが順位を入れ替えながらレースをリードします。
途中、地元のブリングが乗るADAがクラッシュし５周程ペースカーランが続いた直後、ヨースト7号車のK.ルドビクのエンジンがブロー、ヒート1優勝はウォレックのものとなります。

さて、第2ヒートは、エンジンブローのK.ルドビクはスタートできませんでした。
総合優勝はウォレックが濃厚かと思われました。
レースが始まるとハードコンパウンドを装着したマスのRLR962が中盤までトップを走ります。なんとウォレックはラップ遅れの後続車を避けるためスピンで遅れてしまいますが、素晴らしい追い上げを見せ、ついに逆転し最終ラップに入りますが・・・

燃料のミクスチャを濃くしすぎたマシンは最終ラップでスローダウン１４秒を失い、マスに逆転を許してしまいました。２ヒートの合計タイムで、優勝はロスマンズRLRポルシェのヨッヘンマス。
２位は、ウォレックの乗るキャメル・962Ｃでした。

残念でしたね。このヨーストレーシングの962C、以前製作したブラウプンクトカラーの1989ブランズハッチのマシンと同じ962-104〈旧ワークス0962-004〉
勝利に恵まれないマシンと言おうか・・

モデルの製作に関しては、ハセガワ製のポルシェ962Cのキット。
下地まで塗装してありましたが、数年間放置していたもの。
今回は、キャメルカラー〈キャケルカラーでないイエロー〉単色なので、塗装に関しては大きな問題なし。
例によってリヤフィンは1988年後半のワークスから全幅いっぱいに広げられていますが、面倒なので修正してません。
その他も相違点は色々とありますが、まあいいでしょう！

8.HASEGAWA 1/24 JOEST Racing Porsche 962C CAMEL 1987 500km Kyalami Bob Wollek.
Reji Model Porsche 962C. 1987 Kyalami 500 KM..