シフトセレクター交換

ブログには書いていましたが、シフト部分が壊れ、シフトセレクターを丸ごと交換しました。

壊れたシフト部分ですが、写真のような状態です。
本来、青いロッドの先端部分は輪になっているのですが、そこが折れてしまいました。
シフトをドライブに入れたところで折れてしまい、シフトのボタンが戻らなくなり、ニュートラル⇔ドライブ以外の操作が出来なくなりました。
とりあえずニュートラルでエンジンを切ることは出来ますが、いずれにせよこの状態では前にしか進めず、鍵も抜けません。
この状態で運転は出来ないので、とりあえず中の状態を確認しようとシフトノブを外してみると、写真のような状態。
ちなみに、シフトノブを外したこの状態でも、青いロッドをつまんで操作をすることができます。
操作はしずらいですが、これでシフトを動かすことが出来るようになり、事なきを得ました。

ちなみに元々はこうなっています。
写真は後期シフトノブに交換した際の自分の整備手帳から拝借。
今更ですがよく見てみたらこのねじり方にも問題があって、ロッドの根元からではなく、先端の輪になっている部分の根本からねじれちゃってるんですよね…
恐らくコレが原因で、力がかかり続けるうちに破断したものと思われます。
つまり、今回の故障は自業自得です＾＾；

いきなり下回りの写真ですが、このセレクター交換、かなり大がかりです。
セレクターは車体の下側から挿入されており、車内側からは外すことが出来ません。
そのためサブフレームを外し、エキマニを外し、プロペラシャフトまで外してようやくアクセスできるようになります。

こちらがサブフレームを外したところ。

そのあとエキマニを外し…

遮蔽版とプロペラシャフトを外して…

ようやくアクセスできます。
中央の黒いボックスみたいなのがセレクターです。

交換前のセレクター。
下側から挿入されているため、車内側からでは外すことが出来ないつくりになっています。

左が交換用の中古セレクター。
右が破損したセレクター。
ちょうどヤフオクで、同車種同グレードのセレクター部分が売りに出されていたので、部品代は１万円程度に安く抑えることが出来ました。
ちなみに今回破損したロッド部分だけを変えることは出来ないようで(※ロッド部分だけというのは売っていない)、基本的にはセレクターの一式交換になるようです。

全体像はこんな感じです。
このセレクターですが新品で購入するとなると、私の確認した海外のサイトでは1,161ドルでした。
コレが定価なのか不明ですが、仮に1ドル130円とすると15万円くらいですね＾＾；

その後セレクターを交換して、逆の手順で戻して完了。
急がず、ゆっくり作業してもらって大丈夫と伝えていたので、約10日間の作業でした。
工賃は57,750円(税込)。
ずいぶんとかかってしまいましたが、作業内容を考えると妥当というか、むしろ安いくらいかなと感じます。
原因は恐らく自分のDIYによるものだと思うので、勉強代ですね。
DIYは、かえって高くつくことがあるという典型的な事例でした＾＾；

シフトノブが前期型に戻ってしまいましたが、約1ヵ月間ロッドをつまんで車を操作していたので、改めてシフトノブのありがたみを感じる今日この頃、しばらくこのままでいいかと思っています。
後期型シフトノブは手元に残っているので、今度はちゃんとヒートガンを用意してねじりたいと思います。