チャコールキャニスター・ソレノイドバルブ交換

とうとう自分の車にも「P0441」が発生。
実は１年くらい前から把握してましたが、一旦フォルトを消して様子を見ようと思っていたら、1年が経過していました＾＾；
エンジンチェックランプの点灯間隔が短くなってきたら交換しようと思って様子を見る選択をしたのですが、結局その後エンジンチェックランプが点くことなく、先日ようやく点きました。
もはや、うれしいという感覚ですｗ

しかしこの表で注目しないといけないのは、13回もフォルトが検出されているということです。
実際エンジンチェックランプは点きませんでしたが、とりあえず結構な頻度でフォルトが起きていたというのは間違いないので、交換時期と判断。
チャコールキャニスターとソレノイドバルブを交換します。

チャコールキャニスターは下の赤丸、ソレノイドバルブは上の赤丸の位置にあります。
ソレノイドバルブは、2.0Lと3.2Lでは位置が違います。

まずチャコールキャニスターにつながっている2本のホースを外します。
下側のホースは、クランプを外してホースを上に引き抜きます。

上側のホースはネジりながら引き抜く感じで外れます。

あとは、チャコールキャニスターが固定されている金具から、上方向に引っ張ると外れます。

チャコールキャニスターの新旧比較。
左が新で、右が旧。
旧品は内部もススみたいなもので汚れています。

今回はこちらのソレノイドバルブも交換します。
まずコネクターは爪をかけて簡単に外れました。
次に、ソレノイドバルブにつながっている2本のホースをクランプを緩めて外しますが、ここで問題発生。
写真下側のクランプを緩めるときに、若干ひねるような力を入れたら、ソレノイドバルブのホースクランプ部ごと折れてしまいました…

このようにホースの中にバルブの足が残ってしまっている状態です。
しかし、大した力を入れたわけでもないのにあまりにも簡単に折れたので、恐らく経年劣化もあったと思います。

この残った足ですが掴めるところがなく、取り外すのに苦労しました＾＾；
いろいろやって、何とか取り出すことに成功。

ソレノイドバルブの新旧比較。
左のような状態で足の部分が折れてしまいました。
バルブの筐体はプラスチック製なので、経年劣化もあったのだと思います。
DIYで交換される方は、プラパーツには特に注意しましょう。

新品を逆の手順で戻していきます。
写真は、上側のホースを取り付けたところ。
その後、右のゴムパーツをかぶせ、下側のホースをつなぎ、コネクターを取り付けてから元の位置へ。

チャコールキャニスターも逆手順で、本体を金具に固定し、2本のホースを元に戻します。

交換完了。
途中、折れたバルブの足をホースから取り外すのに苦労しましたが、この後エンジンをかけて試走。
特に変な感じもなく、エンジンチェックランプも点灯しませんでしたが、しばらく走ったらVCDSをつないでフォルトを確認したいと思います。