『みなさん、さようなら』見てきました。軽い内容かなって思ったらそうでなく結構真面目な作品でした・・・

『みなさん、さようなら』
を見てきました。

団地に住み
団地から出ることなく人生を終えようとする男の話です。

これだけを見るとけっこうコメディタッチを想像するんですが・・・
結構マジです。


邦画のヒットメーカー
中村義洋監督です。


アヒルと鴨のコインロッカー



ポテチ




ゴールデンスランバー



とか・・・

なわけで、見に行っていきました。

1981年4月
渡会悟のところへ中学校の担任の先生が家庭訪問しにくる。
中学校に１日も出てこないのだ。
団地内の小学校を卒業し、その団地で人生を終えようとする渡会悟。

同級生たち107人も卒業後、年を追うごとに引っ越しをしていく。
悟はそんな中団地のみんなを守るため、
数時間おきに団地内の同級生宅をチェックしに行く。

母も『団地内で生きていけるわよ～』と。
友人たちもタイマン場所を団地内にするなど、悟のことを気にして生活してくれている。
１度も学校に行かず中学校を卒業。
団地内のケーキ屋に就職。
徐々に同級生がいなくなる団地。

20歳には同級生が悟に気遣って、団地内の集会所で同窓会を開く。
そして、悟にも彼女ができ・・・恋をする。

なぜ、悟は団地の外に出れないのか・・・
それには深いわけがあった・・・・

地方ですが・・・
自分も団地育ちなので同級生がめちゃくちゃ団地内にいました・・・
ただ同じ年齢層が多い中なので一気にすたれていくってのもわかります。

そんな団地の衰退を悟の人生にかけあわせながら語られていきます。
悟が団地が出れないわけ、意味不明の行動の理由も語られていきます。


また、団地の老朽化に伴い団地が変化していくさまと続いていきます。
なわけで、ラストに向かうごとになんかさみしくなっていきます。

★★★☆☆

ですね。
もっとはじけるのかなって思って見に行ってしまいました・・・