『渇き。』見てきました。久々、目を覆った映像でした・・・けど、見終わった後にくる　ど～んは　なかった・・・

『渇き。』
見てきました。

予告でそそられて・・・
なんかいい感じの映画かなって。

劇場も地元シネコンの中で一番大きい劇場を使ってました・・・






けど・・・
けど・・・・・

久しぶりに目を覆う映像でしたね・・・
こんなん

殺し屋１
以来かも・・・



見て感じたのは・・・
なんか見たことがあるような映画。

そんな感じな映画でした。

現在と３年前を行き来します。
さらに現在の結果の部分も織り交ぜながら・・・


コンビニで３人の惨殺事件が発生。
そこで被疑者として元刑事の藤島昭和が上がる。

彼は、元妻から娘・加奈子がいなくなったと相談を受ける。
離婚して家庭も、職も失った藤島。

ちょっと身綺麗して元妻桐子と会う。
桐子は酒におぼれ、娘・加奈子の部屋に入るように言われる。
入ってカバンの中からクスリと注射器が出てくる・・・

今まで成績優秀でよい子の加奈子。
動揺する桐子。
どこか楽しくなってきた藤島。

彼女の今を語れない２人。
中学校のアルバム、教師を伝いながらどんな人物であったかを埋めていく２人。

藤島は桐子の不倫相手への傷害事件で
離婚、退職となったのだ・・・


３年前。
いじめられっ子のボク。
なぜ生きてるんだろう。。。
人間に向いてないんじゃ・・・そう思ってた。
そんな時、加奈子は僕を救ってくれる。
ボクは加奈子が優しく接してくれる・・・
ボクが人間でいられるのは・・・
彼女と居られるからだ。
ある日、自分に対するいじめがなくなる。
なぜ？？
おそらく、加奈子のせいだ・・・
加奈子に礼を言う。

彼女に近づこうにも
彼女には『緒方』って同級生が恋人だったらしい・・・
ボクは緒方の代わりになれないのか・・・
加奈子にそう伝えてみた。
彼女は中学校の友人の主催するパーティに誘ってくれた。
ボクは行くことにした。

現在

藤島は
高校の同級生の森下、長野、神経内科医師の辻村、中学校担任の東に会う。
そこで中２のときに緒方が自殺し、松永や遠藤とヤバイつながりがあったことを突き止める。


そこに刑事時代の元部下浅井も絡む。

次第にコトが明らかになっていく。
そして徐々に手段が荒くなる藤島。

そして彼は加奈子にしたある行動を思い出す・・・・


う～ん、
原作がどんなだか知りません。

久しぶりに見ました。
こんな映像。

見て思いだしたんが
殺し屋１と

リリィシュシュのすべて




リリィ・シュシュのすべて
を見たことがある方ならお分かりかもですが・・・

10代が一番残酷です。
そして純粋です。

憩いの場としてWebもない、救いもないバージョンでした。
監督の作り方にもよるのでしょうが・・・・

リリィ・シュシュのすべて
を見終わった後、
劇場を出てちょっとすがすがしかったのが

今回はかなり
重い状態で出ました。

しかもそれが映像からくるものだけ。

同監督の『告白』はメンタルもかなり重かったのですが・・・

重くなりたいと思って映画を見に行くわけではないですが・・・
でも期待したのは事実です。

見た目のグロさだけな映画だった気がします。

★★☆☆☆
かな。

残念。








冒頭に作ったPOPな映像、アニメも最後にはそれを中和することなく・・・
エグさ暴走でした。

主人公は加奈子、藤島でなく・・・
ボク
なんでしょうね・・・