『寄生獣　完結編』見てきました。いや～なかなかwwいいんじゃないですか！！原作をここまで再現できた映画ってあまりないのに！すげっ！！

『寄生獣　完結編』
見てきました。

前作の東福山市市長に広川が当選してからの話です。
初めて寄生獣の結末を読んだ時の驚きがそのまま蘇ってきました。

田宮良子のあの行動。
浦上のあの野性的な能力。
後藤の広川とは一線を引いた考え方。



前作では新一がミギーと共生し
パラサイトの存在を知り、パラサイトの島田が暴走。




東福山市に広川が当選。
パラサイトの食事を提供する食堂を用意し、そのネットワークも広がっていた。

パラサイトの存在は島田が学校で起こした事件で世間に存在を知られ始めていた。
警察は人間とパラサイトの違いを簡単に知るための手段を模索していたが猟奇殺人服役者浦上はそれを見抜く能力を持っていた。

その頃田宮良子は広川に指示をしながら、パラサイトがどうやって生き続けていくかを出産した子を育てながら模索していた。田宮は新一とミギーを未来と称し、彼らがパラサイト狩りを進める中、広川らが処刑するのをとめていた。

しかし、田宮が新一を調べているのに利用していたジャーナリスト倉森が広川にインタビューを市に行ったことから事態が変わり始める。

細かな部分はあるかもしれませんが
映画の世界観と初めて原作を読んだあの感じは同じものでした。
原作あるものを映画化すると幻滅することが多い中これはいいのでは！！

そんなこの原作・映画を読んで思ったことはネタバレなんで
改行です。

★★★★★
でしょ！！













ネタバレ改行です。
























この原作で
「人間が寄生虫、いや寄生獣なんだ！！」
っとあるのはタイトルからわかるとして
２人の人物の行動がめちゃ印象に残ってます。

田宮良子がパラサイトでありながら
食物連鎖のなかでどの位置に属し、生殖機能がないことにその理由を考える。
人間との共生を考える。
子どもを通して、母であることに気づきはじめる。

広川がパラサイトでない
にも拘わらず、人間を減らすために、
人間のために行動を起こしているという想い。

立場が違いつつも
次の世代を考えた行動をしており、その立場で何ができるのかを考えていたということ。

これが強く残ってます。

ちょうど、ガンダムが今までのアニメで１話完結の勧善懲悪物語が１年間の戦争を物語っていったのと似てた感じを覚えています。