『グローリー／明日への行進』観てきました。キング牧師の行進までのお話。2015年アカデミー作品賞ノミネート作品。

『グローリー／明日への行進』

観てきました。

アカデミー作品賞ノミネート作品の１作です。

これで2015年アカデミー賞作品閲覧も終了です。




この作品からは結局
主題歌賞
が獲ってます。

Common, John Legend - Glory

John Legendなんで、これは買わねば（笑）



この映画を見て思ったんは
自分の中でキング牧師とマルコムXがぐちゃになってました。
この２人は同じ時代を生きていたんですね。

有名な
「I Have a Dream」
の牧師さんです。

この映画では公民権法が制定され、ノーベル平和賞をもらってから
黒の日曜日事件
を経ての選挙権法制定までの話です。

ジョンソン大統領ってすごい人だったんですね。

キング牧師の初めての映画化だそうです。
それまた意外なんですが。

マルコムXは昔ありましたね。



この映画がうまいところは
すべてを映像にしようとしないで、監督が一番描きたかった部分を描いてました。
39歳で亡くなるんですが・・・ここもなく選挙権法の原因となったあの行進に至るまで。

しかも、伝記のように
○月○日　何時何分・・・
というように記録にあるものを紡いでいるようなそんな作り方でした。

攻撃的なマルコムに対して、ガンジーの非暴力を通した牧師の話です。


1965年　キング牧師はノーベル平和賞を受賞する。
公民権法への尽力で、アメリカの差別撤廃への功労で受賞する。

しかし、そのすぐアラバマ州の教会が爆破され有色人種の教会が吹き飛ばされ６人の少女がなくなる。

このことで、キング牧師は公民権法を制定したジョンソン大統領に詰め寄る。
しかし、及び腰な大統領との話し合いが終わるや否や
アラバマ州のセルマへと向かう。

非暴力を掲げる牧師にとって差別が強く行われている地域こそ非暴力という武器がよりよく映る、と考えていた。その地は予想通り差別を強く行っており、公民権法で認められた選挙登録を有色人種にはさせないという申し合わせがあるような町であった。

このことに牧師は立ち上がろうと、州都モンゴメリーまで80キロのデモ行進を行うと立ち上がる。
500人で。
しかし、当日はキング牧師がいないことから知事ジョージは警察を使って不法集会として取り締まる。催涙弾を使用し、警棒での鎮圧は全国にTV放送されその後レストランに逃げ込んだ若者を射殺するという血の日曜日が起こる。

キング牧師は演説する。
みなの力を借りたいと。
肌の色に関係なく、これをおかしいと思うものは行進に参加してほしいと。


懐かしい人も出てます。
ティムロス。
パルプフィクションのあのファミレス強盗が懐かしい！！



キューバ・バッティング・Jr
エージェントの受賞から結構経ちましたねww



公民権法から選挙法に至るまで
そして全国を呼び寄せた行進の行く末・・・
などなど1965年に何が起こったのかを知ることができました。

伝記もののように作ってあり、行進でこみあげてくるもの
さすがアカデミー作品賞ノミネートでした。

★★★★☆です。