ダウンサス組み付け

前に買ってずっと暖めておいたダウンサスをようやく組み付けです。今回はお友達のお父様が働く車屋さんの工場を借りての作業。

これがノーマル状態の車高。低いわけでもなく特別高くもなく・・・？

さくっとリフトにのせて作業開始。

フロントのストラットを降ろすわけですが、作業手順としてはそんなに多いわけではなくて、ブレーキホースのクランプとABSの車輪速センサケーブルのクランプを外して、ストラットとナックルを固定してるボルト2本（19mm）、エンジンルームからストラットを固定してるボルト3本（14mm）を外せば降りてきます。
スペースもそこそこ広いので、ボルトさえ外れれば苦労はしません。

今回はかなりごついエアインパクトが大活躍。無双状態でしたｗ

ストラットが降りたら、こんな感じにスプリングコンプレッサーをかまして、ストラット上部のボルト（17mm）をゆるめてアッパーマウントやらを順番に外していきます。コンプレッサーかまさないとスプリング飛んできて死にますぜ。

インパクト無しで作業するときは上部のボルトをストラット降ろす前に外しておかないと後で泣きます。たぶんはずれない。今回は全部インパクト任せで･･･（ぁ

外すときに元の順番を覚えておくこと、あと外す前にストラット本体とアッパーマウント等々に一直線になるように印をつけておかないと、あとで組み付けるときに位置が分からなくなって苦労するので注意。

レガシィのストラットはスプリングが偏心してるので、アッパーの位置がずれると、車両に組み付けてからハンドルを切るとアッパーがボディに干渉して異音が出ます。出ました。(´；ω；`)

組み付けは逆手順。上部のボルトはとりあえず仮締めで。
この画像は組み付けてるときの画像ですね･･･ｗ

スプリング比較。ノーマルのスプリングは組み付けられている状態なので直接比較は出来ませんが、外して比べると自由長はさほど差はありませんでした。ダウンサスの方が巻き数は多いみたい。
しかし汚いストラット･･･と思って掃除しようとしてみましたが、頑固すぎて諦めました。いつかダンパーOHするときに一緒にお願いしよう(´･ω･｀)

ついた！の図。（何
画像ではまだABSセンサのクランプとかがついてませんが、それを付けて完成。
仮締めだったストラット上部のボルトはここまで組んでから本締めします。

ちなみに車高が落ちる＝アライメント狂うので、ボルト固定するときは、とりあえずナックルを車両側に押さえ込み（＝ネガキャン方向）ながら固定するのがベターかと。アライメントはまたあとで取る方向で。

今回は整備工場で作業してるので、終わってからサイドスリップと光軸調整をしておきました。とりあえず車検には通る仕様。厳密なアライメントはまたそのうち取る。つもり･･･

リヤ側の作業は画像がほぼないので省略気味に･･･（ぁ

ラゲッジのトレイとかを一通り外してショック上部の固定ボルトが車内から見える状態にした上で、ショック下部のボルトを抜いて、車内から固定ボルトを抜けばショックだけ抜けます。マルチリンクだと楽ｗ

ちなみに文字で起こすとすごく簡単に見えますが、下部のボルトを抜くのにロアアームをバールのような物（何）でこじて下方向に押さえ込みながら抜かないと荷重かかってて抜けません。鉄ハンでしばいて抜いたりするのは禁止。ボルト傷みますし、どうせ組むときに組めませんからね。

ここのボルトは一カ所だけインパクトでも抜けないところがあったので、スピンナハンドルを超長い鉄パイプで延長してパキッといきました。ウマかけて作業する場合はこのやり方が一番かも。

リヤのスプリング交換もフロントとほぼ変わりません。スプリングコンプレッサーでおさえたりとかほぼ一緒。

リヤのスプリングを比較した図がこれ。自由長はほぼ一緒、巻き数が微妙に違う？巻き方が違うだけでしょうか。

車両に組み付けるときも、バールのような物でこじながらボルトをいれれば後は苦労するポイントはないかと。

できた！

最初の画像と比較すると落ちてるのがおわかり頂けるかと。
ちなみに実際のダウン量は測るの忘れました。てへぺろ。
公称では20ミリダウンです。
実際には画像で見るよりがばっと落ちた印象ですね。20ミリって結構大きいｗ

あとはアルミを･･･（ぉ