オーデュラ製メンバーカラー取り付け
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
フロントメンバーブッシュは前側後ろ側合わせて4ヶ所です。
前側を作業していきます。
フロントスタビリンクの上側だけを外して、工具振り回すスペースを確保します。
メンバーのボルトは17mmです。
2
カラーは、メンバーブッシュに対して大体これくらい入ります。
材質はA7075だそうで。
アクセラの製品ページには記載ないですが、他のメンバーカラー全てを確認したところいずれもA7075と記載されていました。
3
外したボルトとブッシュのスリーブ内径を清掃して、カラー本体とボルトの接触面にワコーズBPRを塗布してから締め付けていきます。
(整備書値87-116Nm)
(オーデュラ説明書値93.3-116.6Nm)
BPRの塗布は異音防止、防錆、潤滑が目的です。
外したボルトは随分と錆が凄かった。
きっちり清掃しましょう。
自分のはカラーが入らないレベルで錆汚れが凄かったですw
4
フロントメンバー後ろ側行きます。
こちらのメンバーのボルトは21mmと大きくなっています。
ボルトに直でカラー入れるのではなく、補強板を外す必要があります。
奥から14mmナット1つ(補強板側にスタッドボルトが立ってます)12mmボルト2つです。
5
フロントメンバー後ろ側のカラーは大体これくらい入ります。
フロントと違い、メンバーブッシュ→メンバーカラー→補強板→ボルトワッシャの順になります。
6
同じ様に清掃をしてからBPR塗布して組付け、ボルトを締め付けます。
(整備書値134-176Nm)
(オーデュラ説明書値104.2-132.6Nm)
ここでオーデュラの説明書とマツダ発行整備書で締め付けトルクが違ってしまいました。
ラップする133NM辺りで締め付けても良いかもしれませんが、カラーを入れたことによっての何か意味合いもあるのかもしれないと思ったので、今回は125NMに設定して締め付けました。
他の所と違って、腹下すぐにある分すぐ締め付けられるので、増し締め確認も容易です。
7
リアメンバーに行きます。
ロアアームとスタビリンク(光軸センサーも)切り離し、完全にロアアームを下げ切ってバネを外した先にあるボルトが対象です。
リアメンバーは、アクセラの場合そもそもリジッド。ブッシュがない。
そんなこともあって、こんな感じでメンバーが長穴になっています。
8
作業内容はフロントと同じです。
清掃してBPR塗布して組付け。
しかしリアメンバーは…先に言った通りリジッドで長穴。
装着具合も実際こんなもんです。
ナシに比べたら半分くらいとは言え隙間が残る。
このクリアランスでどれだけカラーが接触して抑え込むのかは個体差がありそうです。
実際、右側穴は全くカラーがメンバーに触れませんでしたが左側穴は側面が軽く触れるくらいの状態でした。
場所柄トルクレンチで締めづらいですが、工夫して締め付けてください。
(整備書値98-132Nm)
(オーデュラ説明書値93.3-116.6Nm)
オーデュラの方がトルクの上限が低いのは、メンバーのそのボルト穴の形状とボルト側の分厚いワッシャから推測するにカラーがA7075といえどこの条件下で締め付けたら変形しすぎてしまうからかな、と思ったので115NMで締め付けておきました。
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