オーデュラ製ハイフローインテーク取り付け
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
FFWマニアでは多分ないと思うんですが、FFW(FFP)用のサクションパイプが揃い踏みしました!!w
珍しい機会なので後々ブログか何かで違い等を書いていこうかなと思いますが、今回は一番下の青いパイプのオーデュラ製を取り付けていった際の内容です。
※オーデュラから購入時ホースバンドは付属はされていません。
写真のものはこちらで準備したものです。
2
既にこれはエアクリ側をカッターで裁断して短くしてありますが、新品購入時の状態だとエアクリ側パイプの丈が長くなっており、取り付けができません。
そこで現車合わせにてカットする必要があります。
当たり前ですがカットしすぎれば取り付けできなくなりますから、まずスロットル側にハイフローインテークを挿してバンドで固定して、その状態でエアクリボックス側の口径部に対して余分な長さ量を見ます。
この時ちゃんとエアクリボックスは閉めた状態で見ないと当然カット位置はずれますので注意。
マスキングテープなどをハイフローインテークに巻き、カット位置の目星を付けたらカッターで切っていきます。
カット断面が真っすぐでないと気になる!断面がヨレてるのは嫌だ!という方は、先程の1枚目の写真の様なホースバンドを軽く締め付けた状態で刃をホースバンドに当てながら切るとマスキングテープのみより綺麗に切れるはずです。
3
基本的にはエンジンカバーを外してから、
1.純正サクションパイプに突き刺さってる細ホース(正式名称はベンチレーションホースだそうです)を引っこ抜く
2.純正サクションパイプのバンドを左右緩め、ホースを引っこ抜く
3.ハイフローインテークをスロットル側へ先に入れて(ホースバンドは先にホースへ潜らせておく事)エアクリボックス側へ入れる
4.細ホースをハイフローインテークにある取り付け口へしっかり挿す
非常に簡単です。
ただ、気を付ける点がいくつかあると思いました。
1.純正と細ホースの刺さる角度が変わるせいでエンジンカバー裏の吸音材に細ホースの配管が擦れる様になる
2.純正サクションパイプにあったクーラント配管のはめ込み部がなくなるので、ハイフローインテークの上にクーラント配管を乗せるだけの状態になる
せっかくなのでそこを手直しします。
4
細ホースはこんな作りで口が樹脂で出来ています。
無理な力を入れず軽くの範囲でこじって捩じれば引き抜けます。
こんな感じでパイプだけの状態にして…
位置合わせの為に、スロットルに挿しているハイフローインテークのホースバンドも緩めておいて細ホースと合う位置を見ます。
ハイフローインテークは気持ち、挿し口を奥側へ倒した方にしないと結局エンジンカバーに干渉しやすくなってしまいますので注意。
5
位置が決まったら細ホースを先にハイフローインテークへ挿す。
そしたらエンジン側のゴムホースへ挿し直します。
上手く決まれば写真の様に位置関係がずれず、綺麗に収まります。
ハイフローインテークへ挿す角度が変わったので、元の根っこであるここのゴムホース部の捻じれを取るわけです。
その上でこのホースごと他の部分にタイラップを巻いて寄せてやれば、何もしないより負担が減った状態で取り付けできます。
他にハイフローインテーク側のホース挿し口を短めにスライスするのも手ではあるのですが…
採寸したらこの細ホースの挿し口が長さ20mm、ハイフローインテークのホース挿し口の突起が20mmとピッタリなわけです。
つまりホース内径に対してこの細ホースの挿し口を突起物として出さない為のサイズにきちんと設計されているので、そこをカットするのは個人的にないかなと思ってのこの内容にしました。
6
次にハイフローインテークをまたぐ形になってしまうクーラントのホースですが、これは細ホースのこっち側ではなく、エンジン側へ寄せてタイラップをこんな感じに3つタイラップを使用して固定しました。
※その後タイラップは用いず、遮熱クロス貼り+コルゲートチューブ+ビニテ巻きに変更しました。
他に、ハイフローインテークそのものにタイラップをぐるっと巻いて、その巻いたタイラップにまたタイラップを十字形状に巻いてホースを固定する手段もアリです。
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ホースバンドは通常、純正バンドを再利用ですがそれなりに厚みのあるシリコンホースなので、手持ちの資材からサイズの合うマレー製のバンドを発掘できたのでそれを使う事にしました。
1つはサード製のツービードクランプだったので、最初は金属相手であるスロットル側で締めるつもりでしたが、いや相手が樹脂であるボックス側にツービード持ってって締め付けトルクを管理した方が逆にいいかもしれないと考え直してこの構成です。
装着出来たらエンジンカバーを戻して、エンジンカバーと細パイプの干渉具合を必ず確認しましょう。
ハイフローインテークの角度が悪いと、細パイプがエンジンカバー裏にもぞもぞ当たる状態になっていますので。
最後に、エアクリボックスやホースを掴んで引っこ抜けたりしないか、エンジンを掛けてアイドリング異常が出ないかを見ておきましょう。
やはりクーラントホースはエンジン側に隠した方がハイフローインテークの見栄えがいいですね。
ホースバンドも純正より、この手のシリコン配管といえばこういう類のマレーやらトライドンやらのバンドの方が個人的にはしっくりきます。
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本ハイフローインテークは以前あおヒゲさんが購入したもので、当時一緒にオーデュラブース行ってその日ウチでカット、取り付けしたものです。
あおヒゲさんがFFWをこの度降りるという事で譲渡頂きました。
取り付け方法内の場にてですが、改めてお礼申し上げます。
※写真は当時の取り付け時のもの
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