目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
今回は、何処かの弄り等では無いのですが、弄りたいけど躊躇してしまう・・・という方の為に、下手の自分流ではありますが、チップLEDの交換作業(俗に言う打ち換え作業)をUPしたいと思います。
注意!!
私自身が始めてチップLEDを扱ったのは。22年5月16日のアッパーBOXの作業時です。
そして、打ち換え作業は、22年5月26日のパーキングアシストスイッチ交換時です。そして今回の作業は22年6月5日です・・・
(´・ω・`)
ベテランの皆様は、どうぞ温かい目で見てやって下さい
(^_^;)
私が使用する半田ゴテは、太陽電機産業製の(通称goot)電気工作用23W です。金額は定価で千円ちょっとですね
LEDや基板上の部品は熱に大変弱いので、W数の弱いコテ(大体20W~30Wまで)が格段に作業しやすいです。(ワット数が上がれば上がるだけ難易度が増します)
それもできれば、多少高くても専門メーカー製(gootやHAKKO等)のコテを使用する事をオススメします。
車は、パワーがある方が良いのですが、LED付けでは、高ワット数の半田ゴテだとLEDどころか周辺の部品や基板自体が壊れるかも知れませんので、要注意です。
世の中、非力な方がいい場合もあるんです。
今回打ち換えのLEDは、先日UPした運転席側パワーウィンド操作パネルLED打ち換えの中で紹介した、ドアロック部分のLED(赤〇の部分)を今回の例にしました。
例に上げるには小さいLEDで撮影もあってちと苦戦しました。
2
さて、既存のチップLEDを取り外す際に、半田ゴテを2本使用して取り外す方法もありますが、基本的に私は1本の半田コテで作業します。
先ず、純正のチップLEDを取り外します
半田ゴテに半田を付けます
次に、チップLEDの片側にコテ先を付け、先ほどの半田を移します
取り外すLEDは基本的には破壊しても構わないLEDだと思うので、焦って作業する事はありません 確実に行いましょう♪
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反対側も先程と同じ様に半田をチップLEDに付けます。
付けたら、そのまま少し長めに半田ゴテを当てて充分熱します。
(長めと言っても、2~3秒程度ですが・・・)
4
充分に熱したらすぐに、最初に半田を付けた方にコテ先を移すと・・・
スルっとLEDが動いて・・・
ハイ外れましたww
もし、外れなくても焦って力任せに外そうとしないで、もう一度再加熱してあげましょう♪単に熱が足りなかっただけですから♪
注意!
無理に行うと基板のランドやパターンが破損する可能性があります。絶対にしないで下さい
因みに、2本の半田ゴテを使う場合は、LEDの両側に半田を付けて両方一気にコテで加熱してそのまま取り去ります。
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半田吸い取り網で、ランドに残った半田を吸い取らせます。
充分に熱してキレイに吸い取らせましょう。
吸い取らせましたら、コテ先にまた半田を付けます
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次はいよいよ新しいチップLEDの取り付けです。
LEDは熱に弱いので、手際よく作業しましょう♪
先ず、ランドの片側にだけ半田を付けます(この画像の場合は、純正のLEDがあった部分の右側(アノード側)に盛ってます)
極性を合わせたLEDをピンセットで挟み近くに持ってきます。
注意!
LEDには極性がありますので、それにあわせる必要があります。向きを間違えると、LEDは点灯しません
(因みにこの基板の場合には、パターンが記入されていますので、極性は判り易いですね LED枠の左上にアルファベットのKが記入されています つまり、左側がマイナスのカソードで、右側がプラスのアノードです)
そして、付けた半田をよく熱します。(2~3秒程度)
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熱したら、直ぐにLEDを付けます。(この際、半田ゴテは離しておくと熱破壊の心配も無くなります)
半田が熱を帯びている間はLEDが簡単に動くのでしっかり固定しましょう。
もし、位置決めが上手くいかなくても、コテで再度半田を熱してあげると動かせますが、短時間で行なわないとLEDが熱で破壊されます。長くコテを当て続けない様にしましょう
片側の半田が付いて位置も決まったら、反対側も半田を付けましょう
手短にササッと・・・ 何度かやってると直ぐにコツが掴めるようになります
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無事に取り付けれましたら、点灯確認です。
LEDが破壊されているかも重要ですが、基板にちゃんと付いているかも同じぐらい重要です。
LEDに直接電気を通すのではなく、基板のパターンを見て、LEDが乗って無いランド部等に通電させて確認します。
この場合は、赤〇部分からプラスの電気を流し
白〇の部分にマイナス端子を合わせて確認します。
これで点灯しない場合は、LEDが破壊されたか、基板に実装出来てないか、極性を間違えたかです。
その際は再確認しましょう
因みに今回使用したのは、3020サイズの青色チップLEDです。
最後に、次回は、少し慣れた人向きに、チップLEDの打ち換え作業手抜き版?をUPするかも知れませんww
(今回の作業工程から、幾つかの工程を省いてますww)
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