ドアスピーカーへの道
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
70乗りの方なら恐らく誰しもが思う事。。
音が悪い。
フロントスピーカーはあるのか無いのか分からんし、リアスピーカーは遥か後方の荷室。
ヘビーデューティーと言えども、ドライブ中はゴキゲンな音楽を聴きたい。
というわけで、構想1年、ようやく重い腰を上げてフロントドアにスピーカーを移設しました。
ドアパネルへアウターバッフルを取り付け、その上にリアスピーカーで使用していたカロッツェリアのバッフルを固定するという、後付け感満載の無骨な計画です。笑
移設に先立ち、ドアポケットを後方へ移設。
ポケットのビス穴をマーキングし、微調整しながら、ドアの後端から10センチのところへ下げました。
この時、スピーカーが付く位置を入念に確認しながら、段ボールで型取り。
2
作製した型紙を厚さ2センチのMDF版に書き写し、この為に購入したトリマーでまず円を切り抜いたあと、全体を切り抜きます。
わざわざトリマーを購入される方は少ないと思いますが、上手く切り抜くコツは、はじめにビットの深さを1センチくらいで削ったあと、2センチに伸ばして(若しくは板を裏返して)削り抜く事です。
愚かな私はいきなり2センチで切り抜こうとして、円が歪みました。
ほぼ同時進行で、マーキングした位置に鬼目ナットを打ち込みます。
今回使用したのはM6×13mm、ピッチ1.0のものです。
ドリルは6mm→8mm→8mmでグリグリやって、緩すぎずギリギリ打ち込める径に穴を開けたあと、木工ボンドを注入してから垂直にハンマーで叩き込みます。
3
アウターバッフルが完成したら、一度車体に取り付けてみて、ドアを閉めた時に干渉する部分をランダムサンダーで調整します。
うまく閉まったら、エッジやコーナーを綺麗に慣らします。
仕上げは、いつか何かに使うだろうと購入しておいたカーボン調シートを使用しました。
使用したタッカーの針が鉄製だったので、サビ防止の目的で、すべての針の上から小さくカットしたカーボン調シートを貼り付けました。
4
↑とまたまた同時進行で、ドアパネルにスピーカー用の穴と、バッフル固定ボルト用の穴を開けます。
ここでも型紙が大活躍です。
スピーカー用の穴は、オルファの円切りカッターで綺麗に開きました。
余談ですが、最近ソーホースブラケットで作製した作業台?がここで思いがけず大活躍しました。
5
いよいよアウターバッフルをドアパネルへ取り付け、配線です。
パワーウインドウなんかの配線が通ってるグロメットを使用します。
ビニテが何重にも巻かれているので、綺麗に除去したあと、気合いでスピーカーケーブルを通します。
ケーブルは片側1.5m用意して、余るかな?と思ったら思いのほかギリギリで冷や汗が出ました。
6
ケーブルをデッキのリアスピーカー端子へ接続して。。
ようやく完成です。
運転中邪魔にならず、ドアの開閉も問題なく完璧です。
肝心の音は。。
こもり気味です。笑
スピーカーのすぐ後ろに防水シートがあるので無理もないでしょう。
今回はデッドニングに手を出すまでの気合いと財力が足りませんでした。
だいたい、ベニヤのドアパネルにアウターバッフルからスピーカーまで取り付けてるので、固定もへったくれもありません。
が!!!!
やはりスピーカーが足元にある事で鳴りは雲泥の差です。
こもりながらも、以前と比べると確実に音に立体感が出ました。
聴く人が聴けば『最悪』と思われるでしょうが、粗末な70の音に慣れていた私の耳には上等です。
70乗りの皆様に聴かせて、ご意見を頂戴したい。。
というわけで、いつかデッドニング編をお届けします。
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