
先週、コソ練と称してTC2000に行っていましたが実はパーツのテストがメインだったのです。一番期待していたのが今売出し中のプレミアムジャパン様のDELTA RACINGオイルです。公道ではスーチャーパンダ号でテストしていたのですが今回TC2000でのサーキット全開テストです。

今回はまずエンジンオイルRACING900ですがエステル配合でまず5W-40を試してみます。まず触った感じはとても柔らかい!こんなにサラサラしていて大丈夫?って感じ。しかしこの900の売りは油圧の低下が緩やかでなおかつ短時間で復帰するというのがメリットらしい。実際120度ぐらいまで上がってピットインするとアイドリングで2kg弱まで落ち込むがしばらくするとすぐに2,5kgぐらいまで戻っている。前回まで使用していた他メーカーの15W-50は警告ランプの付く1,6kgぐらいまで落ち込むのが普通でした。聞いてはいたがこれにはちょっとびっくり。もちろん触った感じで柔らかいのでエンジンのフリクションも少ないのは想像できるのである。同時にRACING GEAR75W-140をミッションに使用してみる。私のミッションは6速を使用しているが周回を続けると熱ダレを起こしギアの入りが悪くなったり入れるときにゴリっと音が出てしまう。これを解消すべく今までとても高い80W-250というオイルを使用していたがそれと同等の性能を発揮している。値段は約半値である。これは助かる。最後はエステル配合の85W-140をデフオイルとして使用してみるこのオイルの売りはバキバキ音が消えてとてもスムーズな効きになるというのだ。私の周りの人は知っているのだが私の組むデフはバキバキで有名です。ちょっとハンドルを切るとバッキン、ボッキンと壊れちゃいそうな音がします。今時流行らないと言われるのですが昔からのオフロード車のほとんどデフロック状態で組むのが好きで今でもやってます。しかし、今回オイルを入れてみると音が嘘のように消えてとてもスムーズな作動に代わってしまったではないか!嘘のようだが本当の話である。しかも砂利道に行くとズズッとタイヤを引きずる音がするし実際に走行しても確実に聞いている。今までヘアピンでもバキバキしていた私の車がとてもスムーズに走れるようになりました。特にクスコRSだとあまり強く締めると割れるというウワサもあるので注意しないといけないのだが最近流行っているデフの効きを弱めてスムーズな作動にするという技もあるがこのオイルで解決しちゃいますね!もうしばらくテストを続けますがオイルのライフも気になりますのでこれからもインプレッションを続けてみたいと思います。DELTAオイルが欲しい方はウチに来てくれれば手に入るので気軽に問い合わせてみてください。お値段もとてもお手頃でお求め安くなっております。

その他になかなか手に入らない珍しいエキマニが手に入ったので今回装着してテストしてみました。このタイプは見ての通り中速向きかなという装着前の印象ですが実際その通りで今まであった立ち上がりのエンジンのバラつきが消えとても走りやすくなったのですがやはり高回転にパンチがあるとは言い難く最高速も前回の走行を上回る事が出来ませんでした。まーこれはセッティングにもよるので色々変化はあると思いますがここまで5本ぐらいエキマニをテストしてきましたがはっきり言うとあまり変化は無いかな?というのが本音です。よっぽど長さや曲りや太さを変えないとエンジン特性が変わるところまで行かない様な気がします。
それと

今回は空力もちょっとだけ簡単な物を付けてみたのですがそのⅠ、リヤウイングにガーニーフラップを付けてみました。これは路面状態があまり良くなかったのと走るたびに路面状況が変わってしまったのであまりよく分かりませんでした。鈍感なのかな~?
その2、フロントのカナードをカーボンのダブルにしてみました。それと一緒にアンダーパネルをちょっと大型の物に変更しました。これの効果はさすがの私でもわかりました。今のタイムではフロントにアンダーが出るようなことはこれでありません。逆にもっと進入スピードを上げてテストしてみたいですね。本当はこれに+もう一枚縦にウイングを付ける予定でしたが今回は間に合いませんでした。次回までには何とかしたいと思って今、がんばって造っております。来週は本庄で吸気系を違うものにしてのテストとなります。再来週は日光でスーチャーのラジアルテストかな?だんだんスケジュールが詰まってきた。仕事頑張らないと!
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2012/10/06 22:49:29