リアシート外し
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
別作業段取りと荷室を中心とした
車体確認を兼ねてリアシートを外します。
自分のJB23の型番は、
6型ワイルドウインド初期タイプ。
シート自体は撥水加工を施した表皮。
リアシートの背面には荷室の床を
平面にするリヤラゲッジフラット用の
変なのが付いていましたが撤去済み。
2
後部に2人乗る想定のリアシートは
背もたれと座面にパーツが
分かれています。
背もたれは真ん中で別れて
それぞれリクライニングできます。
座面は1枚物となっています。
3
取外し作業はまず座面から外します。
いきなり外した後の写真ですが、
座面はこの様に後ろ側をフックで
引っ掛けてズレない様に固定。
前側をクリップでとめてます。
ボルト止めなどはしてありません。
前側から座面と車体の隙間に
手を突っ込んで、えいっ!と
押し上げるとクリップがポンと外れます。
クリップは運転席側、助手席側の2箇所。
外れたら座面を少し奥へ押し込んで
フックを外して持ち上げると
座面がきれいに外せます。
外した座面の裏側を確認。
背もたれ固定のボルト部周辺に
少し水を吸った形跡がありますが、
年式のわりにかなりきれいです。
これくらいの年式の車体だと
クッションスポンジが腐って
グズグズに崩れていたり、
カビて変な匂いがする個体が多いです。
この座面は大丈夫、このまま使います。
4
次にこの背もたれの付け根の部分。
リクライニング部にある樹脂カバー。
このカバー下に取付ボルトがあります。
ただこのカバーがわりと曲者。
カバーを外すのにコツがいります。
樹脂製で柔軟性があるため、
ある程度無理してもダイジョブ!
と、割り切る心構えが最大のコツです。
カバーは部品2つの構造。
凸凹で閂状にはめてあります。
まず前側から凹を外側へ外し、
リア側へ引っ張りぬきます。
その際凸側にいくつか掛かっている
部分があるので、掛かりを外しながら
抜き取ります。
凹カバーが取れれば凸もすぐ外せます。
この2つのカバーを外すと背もたれを
固定しているボルトが4つ現れます。
5
背もたれのボルトを外します。
背もたれは外したカバーの床面2つ、
背もたれの背面に側面の内張りと
固定するため1つ、ボルトで固定されてます。
まずカバーを外して出てきた
床面ボルトを2つ外します。サイズは14。
続いて背もたれの背面の生地をめくって
隠れているボルトを1つ外します。
同じくサイズは14。
背もたれ片側で合計3つのボルトを外すと、
車体と縁が切れて取外せます。
6
リアシートを全て外せました。
現車確認時に販売店さんと一緒に
車体の下に潜ってサビや腐食で
座屈がないのを確認して購入しました。
こうしてリアシートを取って見てみると
かなりきれいな個体ですね。
イジる前提のベース車両として
申し分ないです。
改めて現車確認って大事だなぁと
感じました。
7
この車両リアシートを外した形跡はなく
おそらく今回初めてでしょうね。
砂やホコリがあったので掃除機をかけて
ウエスで水拭き。
キレイになりました。
次の工程へ移りますが、今回はここまで。
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