めざせ、世界遺産! 埼玉古墳群。
投稿日 : 2011年07月17日
1
「さきたま古墳公園」には、
今から1300~1500年前くらいに築造された古墳が、
大きなものだけでも9基もあります。
むか~~し(30年以上前)、遠足で来たときよりも
だいぶ整備されているような気がします。
2
小学校低学年の時の遠足では
地味~な印象だった、埼玉古墳群。
集合写真を撮ったので、
記憶には残っていますが、
“埼玉県のマークは「勾玉」”、
くらいの雑学を仕入れ、
そのことの方が印象に残っている感じです。
しかし、この国宝
「金錯銘鉄剣 (きんさくめいてつけん)」が
国宝に指定されてからは
メジャーになりましたね。
今では、世界遺産をめざすまでになりました!!
この国宝、
5世紀末の
古代国家成立の謎を解くための
超一級資料にもかかわらず、
間近に見ることが可能です。
なぜならば、
保管と同時に展示も可能な、
鉄の酸化を防ぐための特別なケースの中に
飾られているからです。
1500年前の王が何を伝えたかったのか、
私たちでも読めそうな漢字で刻まれた
「115の黄金の文字」。
金文字はいまでもキラキラ輝いていて、
一文字一文字はっきり読み取れます。
実物を見ると、たぶんびっくりしますよ。
写真では、この輝きは伝わりません。
超感動‼
3
「さきたま古墳公園」周辺は、
「埼玉」という地名が生まれたところ。
『万葉集』には、
「佐吉多萬」などと地名を表記した和歌が
収められているとか。
4
ハスの花が
キレイでしたー。
このそばには、「古代蓮の里」もあり、
原始的な形態を持つ
1400年~3000年前の蓮を見ることができます!
5
奥に見えるは、丸墓山古墳。
日本最大の円墳で、1590年(天正18年)、
豊臣秀吉の家臣、
石田三成が「忍城」を水攻めする際に
本陣を敷いたのがこの古墳の頂上でした。
ここで実際に「のぼうの城」のロケが行われました。
映画は、2011年秋に公開予定でしたが、
2012年秋に延期。
待ち遠しいです。
6
国宝「金錯銘鉄剣」が出土した、稲荷山古墳!
階段登って、右側のところで見つかりました!
稲荷山古墳は5世紀後半に造られた前方後円墳で、
埼玉古墳群の中では最初に出現した古墳です。
前方部は1937(昭12)年に
土取(つちとり)で壊されてしまいましたが、
奇跡的に後円部は、
盗掘もされず、土も取られずに残りました。
1968(昭43)年、
さきたま風土記の丘を整備するために、
後円部を発掘調査したところ、
頂上から2基の主体部
(人を埋葬した施設)が発見されました。
ここからは、
金錯銘鉄剣や甲冑・馬具などの副葬品が出土し、
国宝に指定されています。
すべて、「さきたま史跡の博物館」の国宝展示室に
常時展示されていますよ。
行くしかないです。
7
今回、ここが一番衝撃を受けた場所です。
「将軍山古墳展示館」。
ここでは、石室の内部を見ることができます。
馬用のカブトである馬冑(ばちゅう)や、
蛇行状鉄器(だこうじょうてっき 旗さし金具。
馬の後ろにギザギザの旗を立てます)などを見ると
それはまさしく、三国志のイメージ。
(再現像があります)
古墳時代の武人の印象が変わると思いますよ!
8
行田名物といえば、ゼリーフライ。
初めて食べましたよー。 90円也。
見た目は、衣のないコロッケといった風情。
以後、積極的には食べないと思います......。
ゼリーは、「(小判形の)銭」がなまったもの。
なーんだ。
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